NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/20


寿老人 Juroujin 

Jp

 寿老人(じゅろうじん)は、道教における神様である神仙の一人であり、南天に輝くカノープス、南極星の化身とされている。
 酒が好きなため、いつも赤い顔をしており、長い白髪、長い頭を持つ仙人の格好をしていることが多い。また、長寿と自然の調和のシンボルである鹿を従え、手には不老長寿の桃と杖を持っている。
 その杖の頭には長寿の秘訣が記されているという巻物がつけられている。
 日本においては七福神の一人として知られているが、同じく七福神である福禄寿と同体異名という説もあることから、七福神からはずされることもあった。
 こうしたことからか、寿老人の鹿に対して、福禄寿は鶴と亀を伴っている姿が多く見られる。
 寿老人の伴っている鹿は千年以上生きているといわれる鹿で、その肉を食べると、二千才の長寿を得るとも言われており、長寿や健康、子孫長久にご利益がある神様である。
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2007/1/28


西京橋 Saikyou-basi The Saikyo Bridge

Jp En

 大分県中津市山国町中摩には、西京橋(さいきょうばし)と呼ばれる、橋梁となっている自然物がある。長い年月をかけて岩肌の風化が進み、岩石に大きな穴があき、ちょうど石橋のように見えるという奇岩であり、自然の偶然の神業とも言うべき景観地である。
 西京橋は、別名仙人梁とか仙人岩、天の岩戸などとも呼ばれている。その正体は、巨大な竜が横たわっているような怪奇漂う天然岩である。
 入り口1mほどの洞があり、それが天の岩戸の名の由縁である。中に入ると高さ奥行き共に約2.5mほどの空洞で、かつて修験者が使っていたものかとも思える。
 大自然と悠久の時が作り上げた「天然岩の橋」。
 人の時の流れと地球の時の流れの圧倒的な差を突きつけられる場所である。
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2007/1/26


仙の岩 Sen-no-iwa Sen-no-iwa Rock

Jp En

 集塊岩でできた旧耶馬風景の代表的なものとして、競秀峰(きょうしゅうほう)「青の洞門のある所」と並び称される。特に剣ヶ岳(けんがだけ)は全耶馬渓随一の大岩柱である。奇岩がそびえ立つ様はまるで山水画の様である。
 また、100mの大絶壁平岩や大中小の屏風岩や大巖寺(だいがんじ)岩窟・奥の仙岩窟などもあって、昔から山岳仏教の聖域となっている。大昔、インド僧法道仙人が居たので「仙の岩」と呼ぶようになった。
 仙の岩は頂上まで登ることができ、頂上からは由布岳、鶴見岳を正面に見ることができる。ここはちょっとした公園にもなっていて、春になれば桜が咲き花見を楽しむことができる。
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