NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/17


昴 Subaru Subaru

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 青白く美しく光る高温の星の集団、プレアデス星団を日本では昴(すばる)とも呼んでいる。
 元々は一つに集まっているという意味の「すまる」が変化して「統ばる(すばる)」になったと伝わる。そして、その後中国での呼び名「昴宿」から「昴」を当てたとされる。
 日本で昴について書かれた最古の記録は、平安時代中期に醍醐天皇皇女勤子(きんし)内親王が、源順(みなもとのしたごう)に作らせた辞書「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」だと考えられている。この中での昴は「須八流」と記されているという。
 清少納言の「枕草子」二五四段には「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。」と書かれており、枕草子の中でも最も美しく叙述されているといわれている。
 星を美しいと感じる人の心は今も太古の頃も変わらない。
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2007/4/24


西院春日神社 Saiin-Kasuga-jinjya 

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 京都府右京区にある神社。
 833年、淳和天皇が仁明天皇に位を譲る際、西院にある淳和院に移った。勅諚により奈良の春日四座大神を勧請し、守護神としたのが始まりである。
 淳和天皇の皇女、崇子内親王が病を患った際、神前の石に祈願をしたところ、病は快癒したことから、この石は「疱瘡石」と呼ばれ、現在でも病平癒の守護神として崇められている。また、社前にある「梛石」を撫でると、旅先から無事に帰ることができる、とも言われるなど「石」で有名な神社である。
 本殿の脇にあるのは病気平癒の神様が祀られている「春日若宮社」である。子供を守る神様である。
 「仁徳天皇御胞衣塚」には仁徳天皇が生まれた際の「御胞衣(おえな)」が埋蔵されているといわれており、安産、子授け、母子の健康を祈願する。
 その他厄除・交通旅行安全などたくさんの御利益がある神社である。
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