NIPPON Kichi - 日本吉

2007/9/7

鼻節神社 Hanabushi-jinja 

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 鼻節神社(はなぶしじんじゃ)はJR多賀城駅から西へ6キロ、七ケ浜半島先端の花渕浜明神崎の小高い丘の上にある神社である。
 周りは鬱蒼とした樹木に囲まれ、静寂の中に佇む神社である。
 第六代孝安天皇が猿田彦命を祭神として建立されたといわれる。
 都からわざわざ神官が出向き建立の儀式を司ったことからも、鼻節神社は朝廷の尊信が非常に大きかったと思われる。
 予明天皇の代には由緒正しき名神社のひとつに数えられていた。また、「枕草子」にも「はなふちの社」と記されていることから、都でも知れわたっていた神社でもあった。
 潮風の吹きつける中、鳥居をくぐり参道をいくと社殿前に海に面した階段がある。その先には鳥居が設けられ、海からも参拝する儀式があったのではないかと伝えられている。
 参道には境内社である山神社、稲荷神社が並んでおり、八海神社や月山神社の石碑もある。
 境内には拝殿に続き神殿があり、そこから海上を見ると、いくつもの奇岩が見える。

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住所
985-0803 宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜字誰道1
名前
鼻節神社




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