乾坤院 Kenkon-in
|
乾坤院(けんこんいん)は、水野家の菩提寺として知られ、室町時代中期の文明七(1475)年に緒川城の守護を目的に初代城主・水野貞守(みずのさだもり)を開基として作られた。
創建時、緒川城から見て、ここが坤(南西)の方角の中間に位置したためその名が付いたとされている。また、乾坤が壮大な宇宙を意味することから、山号を「宇宙山」とした由来があるようだ。
水野貞守は、延文五(1360)年に小河の地で守護土岐氏に攻められて滅亡した小河氏の末裔。のちに四代・水野忠政の娘於大(おだい)は岡崎の松平広忠との婚儀が整ったが、これは水野氏とつながることで松平氏は身の安全を図る、いわゆる政略結婚であった。その後、於大は後の徳川家康となる竹千代を出産する。水野忠政が徳川家康の外祖父となって以来、乾坤院は権勢を誇り、経済的基盤が確立していった。
創建時、緒川城から見て、ここが坤(南西)の方角の中間に位置したためその名が付いたとされている。また、乾坤が壮大な宇宙を意味することから、山号を「宇宙山」とした由来があるようだ。
水野貞守は、延文五(1360)年に小河の地で守護土岐氏に攻められて滅亡した小河氏の末裔。のちに四代・水野忠政の娘於大(おだい)は岡崎の松平広忠との婚儀が整ったが、これは水野氏とつながることで松平氏は身の安全を図る、いわゆる政略結婚であった。その後、於大は後の徳川家康となる竹千代を出産する。水野忠政が徳川家康の外祖父となって以来、乾坤院は権勢を誇り、経済的基盤が確立していった。
- 住所
- 470-2102 愛知県知多郡東浦町緒川字沙弥田4
- 名前
- 乾坤院
- 電話
- 0562-83-2506
- kkin1475@sepia.ocn.ne.jp
- HP
- http://www4.ocn.ne.jp/~kenkonin/