泊十五夜踊り Tomari-juugoya-odori
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鹿児島県南さつま市坊津町には綱引きや相撲を月に奉納する十五夜行事が伝承されている。十五夜を知らせる踊り、口説き唄やお囃子、綱の準備、綱引きなど大まかな流れは同じだが、その中で集落ごとに異なるユニークな風習が盛り込まれている。
泊十五夜踊りは坊津町泊地区の風習だ。十五夜の日の午後三時頃、着物に白いハチマキをした女性が集まり、列になって九玉神社に向かって踊り練りを行う。境内では宮参りののち、輪になって踊りを奉納する。
夜になると浴衣に着替え直し、また輪になって踊る。
踊りの輪の中に数回男子が走りこむオドリコワシは昔の男女が触れ合う機会の名残だ。オドリコワシがあっても女性達は動じず踊り続ける。
踊りの後は男子による十五夜綱引きが行われ、綱の一部をお月様に奉納する意味で先端を川に投げ込む。
泊十五夜踊りは「南薩摩の十五夜行事」のひとつとして国の重要無形民俗文化財に指定されている。
泊十五夜踊りは坊津町泊地区の風習だ。十五夜の日の午後三時頃、着物に白いハチマキをした女性が集まり、列になって九玉神社に向かって踊り練りを行う。境内では宮参りののち、輪になって踊りを奉納する。
夜になると浴衣に着替え直し、また輪になって踊る。
踊りの輪の中に数回男子が走りこむオドリコワシは昔の男女が触れ合う機会の名残だ。オドリコワシがあっても女性達は動じず踊り続ける。
踊りの後は男子による十五夜綱引きが行われ、綱の一部をお月様に奉納する意味で先端を川に投げ込む。
泊十五夜踊りは「南薩摩の十五夜行事」のひとつとして国の重要無形民俗文化財に指定されている。
- 住所
- 898-0102 鹿児島県南さつま市坊津町泊
- 名前
- 九玉神社
- 電話
- 0993-67-0171