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富山県射水市港町にある「漁民義人塚」。祀られているのは、東西放生津の漁民総代であった佐賀野屋九右衛門と嵐屋四郎兵衛のふたりである。
由来は江戸時代に遡る。漁民を支配していた悪徳商人が利権を思うままにしていたのに対抗し、佐賀野屋九右衛門と嵐屋四郎兵衛は漁民400人とともに公事奉行に直訴する。この「バンドリ一揆」の首謀者としてふたりは斬首されてしまったが、このことをきっかけに漁民の待遇が改善され、人々は「世直し義人」として崇める証としてこの塚を作ったのだった。
この漁民義人塚は、平成18年、全国の漁村に残る歴史的・文化的に価値の高い施設などを認定する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に認定された。
由来は江戸時代に遡る。漁民を支配していた悪徳商人が利権を思うままにしていたのに対抗し、佐賀野屋九右衛門と嵐屋四郎兵衛は漁民400人とともに公事奉行に直訴する。この「バンドリ一揆」の首謀者としてふたりは斬首されてしまったが、このことをきっかけに漁民の待遇が改善され、人々は「世直し義人」として崇める証としてこの塚を作ったのだった。
この漁民義人塚は、平成18年、全国の漁村に残る歴史的・文化的に価値の高い施設などを認定する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に認定された。
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