NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/1

布袋まつり Hotei-matsuri 

Jp


 布袋まつり(ほていまつり)は、宮城県柴田郡村田町にて毎年10月初めに行われている祭りである。
 布袋と言えば七福神のひとりで大きな袋を抱えた、でっぷり太った福の神だが、村田町の布袋は頭が長いのが特徴とされる。
 800年の伝統を持つこの祭りは、布袋和尚の徳を慕って、京の山車まつりを参考にして生まれたものと言われている。
 山車に乗った背丈2mを越す布袋人形を下で人が操り、手や頭を巧みに動かし、笛や太鼓に合わせて踊りながら町を練り歩く珍しい山車まつりである。
 特筆されるのは布袋囃子の笛の音で、奏でられる曲は「一ノ谷の合戦」において討死した平家の若武者・平敦盛が「青葉の笛」で吹いていた曲という事で、平家の落ち武者に心打たれた村人たちが、伝承してきたとされている。
 布袋まつりは、長い歴史を誇る楽しい伝統芸能である。

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住所
989-1300 宮城県柴田郡村田町
名前
布袋まつり
電話
0224-83-6406




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