NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/8


瑞龍寺 しだれ桜 Zuiryuu-ji Shidare-zakura 

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 三重県豊田市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)の境内には、長い枝を垂れ下げ、その先端にたくさん花をつける美しいしだれ桜の老大木がある。正保年間(1644~1648)年の植樹とされ、樹齢はなんと360余年。樹高8メートル、幹周りは3.35メートルもある。
 昭和四六(1971)年に愛知県の天然記念物に指定されたが、その後枯死する枝が多くみられた。一旦は切り倒されることも検討されたが、「長年、人々に親しまれてきた桜を生き返らせよう」との奮起により、平成三(1991)年から枯れた幹・枝・根を除去し、防菌処理を行い、また樹勢の良い枝から根を誘引するとともに適切な肥培管理を行った。これらの有志の努力に答えるようにみごと息を吹き返し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになった。
 平成七年からは「しだれ桜を守る会」が発足し、桜の管理に当たっている。
 毎年四月中旬の満開期には、日没から午後9時までライトアップされる。
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2008/7/23


青森 蕪島 Aomori Kabu-shima 

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 蕪島(かぶしま)は、青森県の種差海岸の北端、八戸市の八戸港内にある周囲800mほどの小さな島である。
 島の頂上には永仁四(1296)年に厳島神社を勧進したとされる蕪嶋神社が鎮座し、漁業の守り神でもある弁財天が祀られている。
 昭和一七(1942)年の埋め立て工事で、現在は本土と陸続きとなっている島は、毎年二月下旬から四月中旬にかけて飛来する約四万羽ものウミネコの一大繁殖地となっており、島全体が国の天然記念物に指定されている。
 ウミネコは漁場を知らせてくれる鳥で、弁天様の使いと考えられていたため、ウミネコと人との良好な関係が保たれていたこともあって、日本にあるウミネコの繁殖地のうち、巣を間近に観察できる唯一の場所となっている。
 神社の周囲には散策ができるように通路が設けられており、天気の良い日には島中に咲き乱れる菜の花や赤い鳥居の上を弁天様の使いが舞う美しい光景を楽しむことができるだろう。
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2008/5/14


長節湖 Cyouboshi-ko Lake Choboshi

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 長節湖(ちょうぼしこ)は、北海道豊頃町の大津漁港のすぐ近くにある、淡水と海水が混ざり合う鹹水(かんすい)湖である。
 周囲は約5kmほどで、すぐ側の太平洋とは幅の狭い砂丘で隔てられている。
 湖の名はアイヌ語で「自ら川尻がはじけるところ」という意味の「チ・オ・プシ・イ」に由来するといわれ、これは湖の水位が高くなると自然に湖尻が破れ、太平洋とつながることによるものであるという。
 湖周辺は針葉樹と広葉樹に囲まれた緑豊かな場所であり、湖も含め、野付風蓮道立自然公園の一部となっている。また、湖と太平洋を隔てる砂丘一帯の植物群は、昭和三八(1963)年に北海道の天然記念物に指定され、春から初秋にかけてハマナスやエゾカンゾウ、ムシャリンドウなどの花々が咲き誇る。
 湖畔には両国三十三観音霊場を含む四五体の観音像が安置された遊歩道やキャンプ場も整備されており、冬はワカサギ釣りや氷上ヨットなど、一年を通して楽しめる湖となっている。
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2008/4/4


蒲郡市 無量寺 Gamagori-shi Muryou-ji 

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 蒲郡市(がまごおりし)にある無量寺(むりょうじ)は、別名西浦不動ともいう。貞観元(859)年に真雅僧正の開創した古刹として知られ、また「がん封じの寺」として知られている。
 境内には戒壇めぐりの行場や、市内第二位の大きさを誇る天然記念物の大楠がある。
 無量寺には、中国は西安の慈恩寺をまねて作られた、高さ20メートルの大雁塔が建っている。塔は方形が七層のつくり。慈恩寺という寺は玄奘三蔵(三蔵法師)が天竺から持ち帰った経典の翻訳を行なった寺として知られている。
 無量寺の隣に建てられているのが、がん封じ堂である。絵馬には人形が描かれており、がんを直したい箇所を黒く塗るようになっている。堂には絵馬がびっしりと掛けられており、この寺の信仰にあやかって参詣する人々が多いことがうかがえる。
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伊豆沼内沼はすまつり Izunuma-uchinuma-hasu-matsuri Izunuma-Uchinuma Lotus Flower Festival

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 宮城県の仙北平野に4平方キロメートル、水深は一番深いところでも1.6メートルの湖、伊豆沼・内沼(いずぬま・うちぬま)。国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録地となっている。天然記念物のマガンやヒスクイなどの水鳥が多く越冬し、豊富な水生植物のほか、魚類や貝類、水生昆虫などが生息している。
 この湖面には七月末から八月末の約一ヶ月間、一面にハスの花が開花し、「伊豆沼内沼はすまつり」が開催される。
 青空を背景に、緑の葉から透き通った薄桃色の大きな花が至る所から顔をのぞかせている。まるで巨大なお盆にハスの花を敷き詰めたようだ。
 道路や周囲からも見ることができるが、期間限定で運航される小型遊覧船に乗って、間近でハスを見ることもできる。
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2008/3/31


かぶら杉 Kabura-sugi Kabura-sugi

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 隠岐島後(おきどうご)の中村地区に、昭和四三(1968)年六月七日、島根県の天然記念物に指定された杉の大木がある。「かぶら杉」と名付けられ、樹齢は推定六百年、高さ約四〇メートル、幹周は約一〇メートルもあり、根元から一・五メートルの部分で幹が六本に分岐しているのが特徴。昭和初期までは大小一二本の幹があったという。名前の由来は、鏑矢(かぶらや)に形が似ているからという説と、株立ちから付けられたという説がある。
 アクセスは容易だ。西郷港から国道485号を北上し、県道316号を銚子ダム方面へ右折する。ダムを過ぎ、トンネルを抜けた少し先の右手に見えてくる。遠くから、そして近くから眺め、あるいは見上げているうちに、かぶら杉は何かを語りかけてくるに違いない。
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2008/3/18


藻岩原始林 Moiwa-genshirin 

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 北海道札幌市の中心に近い位置にあるのが、標高五三一メートルの藻岩山にある「藻岩原始林(もいわげんしりん)」である。
 藻岩山の北東斜面に見事な落葉広葉樹が広がり、草木や樹木を合わせると四百種類以上の植物が存在する。
 大正一〇(1921)年三月三日、北海道での天然記念物指定第一号となった。
 かつて藻岩山はアイヌ語で眺望のきく丘「インカルシペ」と呼ばれており、隣接する円山(まるやま)が小さい山「モイワ」と呼ばれていた。
 登山道には三十三観音コースがあり、山道に三十三観音石仏とご詠歌碑が建っている。森と一体となっている石仏たちが、山頂までの道しるべとなり、登山者を見守っている。
 観光道路やロープウェイがあり、交通の便もいいことから頂上は札幌市街を一望するスポットとして観光客に人気がある。
 また、山頂には昭和四四(1969)年に建てられた「天然記念物・藻岩原始林」の本碑と由来を記した副碑が建っている。
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当麻鐘乳洞 Touma-shounyuudou 

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 当麻鐘乳洞(とうましょうにゅうどう)は、北海道当麻町にある鍾乳洞で、全長一三五メートルの長さを誇る。発見されたのは昭和三二(1957)年で、昭和三六(1961)年、北海道の天然記念物に指定された。北海道指定の天然記念物では、唯一、一般公開されている。
 今から一億五千万年前のジュラ紀から、想像を絶するほどの時間をかけて、地下水の溶触作用により作られた石灰洞窟である。
 鍾乳石が三センチメートル成長するのには約二百年の歳月を要するといわれ、鍾乳石がつくられた年月が計り知れないものだということがあらためて証明される。また不純物が少ないことから、結晶度が良いことで知られている。
 天井から同じ太さでパイプ状に連なる「鐘乳管」は、学術的にも貴重な存在であり、そのほか天井から落ちる水滴により、たけのこのようにどんどん高くなってゆく「石筍」、つららと石筍がつながった「石柱」、壁や天井からの石灰水が膜状になった「カーテン」などの見どころがある。
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