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志戸呂焼(しとろやき)は、静岡県島田市金谷(旧金谷町)で焼かれている陶器である。
16世紀の室町時代末期に、美濃の陶工が志戸呂郷に窯を築いたのが始まりといわれ、天正一六(1588)年には、徳川家康より焼物商売免許の朱印状を授けられ、江戸時代初期にかけて広がった。
茶人大名として名高い小堀遠州が「遠州七窯」の一つに志戸呂窯を数えた事から、一躍天下にその名を知られるようになる。
志戸呂焼は、渋みと深みがある古式豊かな風情を漂わせている焼物である。素朴な色合いで、飾る花や他の器などとの取合せを気にさせないのが特徴といえる。
名器と呼ばれる壺の裏には「祖母懐」や「姥懐」の刻銘がある事は有名である。
志戸呂焼は、堅牢で湿気を寄せ付けない性質で、現在も茶壺や茶器を中心に焼かれている。
16世紀の室町時代末期に、美濃の陶工が志戸呂郷に窯を築いたのが始まりといわれ、天正一六(1588)年には、徳川家康より焼物商売免許の朱印状を授けられ、江戸時代初期にかけて広がった。
茶人大名として名高い小堀遠州が「遠州七窯」の一つに志戸呂窯を数えた事から、一躍天下にその名を知られるようになる。
志戸呂焼は、渋みと深みがある古式豊かな風情を漂わせている焼物である。素朴な色合いで、飾る花や他の器などとの取合せを気にさせないのが特徴といえる。
名器と呼ばれる壺の裏には「祖母懐」や「姥懐」の刻銘がある事は有名である。
志戸呂焼は、堅牢で湿気を寄せ付けない性質で、現在も茶壺や茶器を中心に焼かれている。
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