大悲願寺 Dai-higan-ji
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東京都あきる野市を流れる秋川沿いに佇む古刹。それが大悲願寺(だいひがんじ)である。
おおよそ千四百年前、全国行脚でこの地に訪れた聖徳太子が草堂を建てたのが起源といわれ、建久二(1191)年に源頼朝の命を受けて、平山季重(すえしげ)が本堂などを建立したとされる。
境内には、寛政六(1794)年建築といわれる「無畏閣(むいかく)」と呼ばれる観音堂があり、中には国の重要有形文化財に指定されている木造伝阿弥陀三尊像が安置されている。これは年に一度、四月に御開帳が行われている。
九月中旬から下旬に花をつける白萩も有名で、同寺を訪れた伊達政宗が、その美しさから一株譲ってほしいと、後に書簡で所望した話は有名で、芝居の「千代萩」の元となっているという。
この時の書簡は今も大事に保管されている。
立派な山門や本堂、境内に咲く四季折々の花を眺めながら散策をすれば、政宗公が手紙を出してまでほしくなったのも納得の美しさを堪能できるだろう。
おおよそ千四百年前、全国行脚でこの地に訪れた聖徳太子が草堂を建てたのが起源といわれ、建久二(1191)年に源頼朝の命を受けて、平山季重(すえしげ)が本堂などを建立したとされる。
境内には、寛政六(1794)年建築といわれる「無畏閣(むいかく)」と呼ばれる観音堂があり、中には国の重要有形文化財に指定されている木造伝阿弥陀三尊像が安置されている。これは年に一度、四月に御開帳が行われている。
九月中旬から下旬に花をつける白萩も有名で、同寺を訪れた伊達政宗が、その美しさから一株譲ってほしいと、後に書簡で所望した話は有名で、芝居の「千代萩」の元となっているという。
この時の書簡は今も大事に保管されている。
立派な山門や本堂、境内に咲く四季折々の花を眺めながら散策をすれば、政宗公が手紙を出してまでほしくなったのも納得の美しさを堪能できるだろう。
- 住所
- 190-0141 東京都あきる野市横沢134
- 名前
- 大悲願寺