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2007/1/18


会津張子 Aizu-hariko Aizu Papier-Mache

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 張り子は、「張りぬき」や「張りぼて」ともいい、中国から伝わったもので、室町時代には上流階級の間で犬の形をした張り子を飾る事が流行った。その後、江戸時代には各地で和紙の生産が始まり、その土地土地で独特の玩具や縁起物として量産される様になる。
 江戸時代は、長い間の鎖国や大名割拠により交流が容易に出来ない時代だったので、その土地独特の生活習慣や信仰を反映した玩具が作られた。その様な玩具が大正の初めの頃より、「郷土玩具」と呼ばれ、現在に至る。郷土玩具の多くは、子育て・開運・商売繁盛・五穀豊穣を祈願したもので親しまれている。
 会津張子は江戸時代に会津藩士の内職として始まったと云われ、良く知られたもので「赤べこ」がある。この「赤べこ」の首が振れる様はなにか愛らしい。
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