NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/1

臥龍桜 Garyu-zakura Garyu Cherry Tree

Jp En


 「臥龍桜(がりゅうざくら)」は、曹洞宗・大幢寺(だいどうじ)の境内にあるエドヒガンザクラで、高さ20m、枝はりは南北に30m、東西に20mの齢1100年を越える老樹である。
 元々は「大幢寺の大桜」と呼ばれていたが、幹や枝の作り出す樹形が龍が地に臥している姿に似ている事から、寺の和尚であった道仙により1931年に「臥龍桜」と名付けられた。南側の枝が地面を這うように伸び、先端は立ち上がっている様は正しく龍の頭に見えるだろう。
 台風などで幾度も枯死の状態に陥っていた桜であったが、人々の想う心により、何度となく逞しく復活してきた。
 1973年に国の天然記念物に指定され、1989年には周辺が「臥龍公園」として整備された。毎年4月中旬から5月上旬に臥龍桜まつりが開かれる。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
509-3505 岐阜県高山市一之宮町
名前
臥龍桜




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter