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2007/12/20


墨田区 牛島神社 Sumidaku Ushijimajinja 

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 墨田区の牛島神社(うしじまじんじゃ)は、東京都墨田区向島にある神社である。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、天之穂日命(あめのほひのみこと)、貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)。
 貞観二(860)年、慈覚大師が神託によって須佐之男命を郷土守護神として勧請して創祀された。その後、天之穂日命を祀り、ついで貞辰親王がこの地でなくなられた事からその神霊を併せて祀り、「王子権現」と称したという。
 治承四(1180)年には、神社祈願後に豪雨による洪水の中、無事大軍を渡らせた源頼朝が、神の加護に感謝して社殿を経営し、多くの神領を寄進した。
 総桧権現造りの東都屈指の大社殿を持ち、狛犬と並んで左右一対の神牛が奉納されている。
 また、文政八(1825)年ごろに奉納されたと言われる撫で牛があり、江戸時代から庶民に親しまれている。
 墨田区の牛島神社は、古来より今も人々に崇敬されている古社である。
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2007/12/11


武蔵御嶽神社 Musashi-mitake-jinja 

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 関東有数の霊場として知られる武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)は、青梅にある御岳山の山頂にある。社伝によると、紀元前九〇年、崇神天皇の時代に創建されたと伝えられ、主祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)である。
 天平八(736)年に行基が東国鎮護を祈願し、蔵王権現を勧請したといわれる。古くは神仏習合により蔵王権現・御嶽権現と呼ばれ、魔除けや火難除けの守護神として崇敬された。江戸時代には民衆からの信仰を受け、現在も一年を通してたくさんの参拝客が訪れる。
 参道には三〇もの宿坊が立ち並んでおり、入り口である随身門から二五〇段の石段を登ると、本殿と幣殿・拝殿が建つ。本殿は神明造で、幣殿・拝殿は元禄一三(1700)年に造営された権現造りである。
 標高九二九メートルの山頂からは東京都内を一望できるほか、日光連山、丹沢山系などが望める。
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2007/9/13


田尻 大崎八幡神社 Tajiri Oosaki-hachiman-jinja Osaki Hachiman Shrine in Tajiri

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 田尻にある大崎八幡神社(おおさきはちまんじんじゃ)は、仙台市八幡町の大崎八幡神社、古川江合の八幡神社、岩出山の八幡神社の本家で知られ、一千年の歴史を持つ由緒ある神社である。
 神社から北に続く丘陵地は、奈良時代から平安時代にかけて大和律令国家が設けた新田柵(にったのさく)の跡とされている。
 天喜五(1057)年の前九年の役で、源頼義、義家の父子が奥州征伐の際、安倍頼時、貞任を攻め、田尻八幡北部にある天狗ケ岡で石清水八幡を祀り勝利を祈願した。その後、安倍氏を滅ぼし凱旋の途中、この地と胆沢、栗原の三箇所に石清水八幡を勧請したのがはじまりとされている。
 この神社は大崎氏の崇拝が厚かったため、正平一六(1361)年に社殿を再興し、大崎八幡と名のるようになった。
 その後、伊達政宗が大崎八幡神社を敬い、岩出山に移し、さらに仙台城下に華麗な権現造りの社殿を造営した。尚、神社は伊達家によって元のこの地に再建された。
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2007/5/15


羽黒山参道 Haguro-yama-sandou Haguro Mountain Pathway

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 山形県鶴岡市羽黒町、羽黒山にある出羽三山神社までの山道。
 参道の周りには、老杉並木500本が続く。
 参道は3つの上り坂がある。「一の坂」の手前には、「原賀の滝」「神橋」があり、少し登ると、わき道に1375年に再建されたといわれる国宝「羽黒五重塔」がひっそりとある。その傍に、特別天然記念物、樹齢1000年の「爺杉」と呼ばれる巨木が紹介されている。
 「二の坂」を上りきったところには、「茶屋」があり、道中の疲れを癒してくれる。
 頂上には「出羽三山神社」がある。社殿は権現造りで高さ28メートル、厚さ2.1メートルもの藁葺屋根は東北隋一といわれる。
 奥の細道でも有名であり、芭蕉の銅像が立てられている。
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2007/5/8


鳥取 大神山神社 Tottori Oogamiyama-Jinja Okamiyama Shrine

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 鳥取の大神山神社は、鳥取県大山町大山にある神社である。大神山神社は、大山山腹の奥宮と、麓(米子市尾高)の本社の2社に別れている。祭神は、大己貴神(奥宮)、大穴牟遅神(本社)とされる。出雲国神仏霊場第9番札所となっている。
 元もとは大山に鎮座し、その神を祀るものであった。元弘三(1333)年、隠岐を脱出した後醍醐天皇が、大神山神社で鎌倉幕府打倒の祈願を行ったとされる。
 その後、奥宮は冬季に祭祀が行えないため、山麓に冬宮(現在の本社)が設けられた。
 奥宮は権現造りで、正面の長廊は両翼約50mあり、国の重要文化財に指定されている。
 安全祈願、厄除祈願などにご利益があり、6月には松明行列で有名な奥宮山開祭が行われる。
 大神山神社は、古くから信仰されてきた社である。
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2007/5/7


青葉神社 Aoba-Jinja 

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 青葉神社は、宮城県仙台市青葉区にある神社である。祭神は、武振彦命(伊達政宗)である。
 もともと仙台藩の青葉城内に勅額(ちょくがく)を賜った社殿があったのを、明治七(1874)年、この地に遷座したのが創建である。
 現在ある石の間造り(権現造り)の社殿は、大正一一(1922)年、改築に着手し、昭和二(1927)年、完成したものである。
 池の中の島には政宗の臣下を祀り、本殿内には夫人を祀った愛姫(めごひめ)神社がある。
 藩政時代に仙台城内で使用され、創建時に奉納された「時の太鼓」が、今も午前6時(冬季は7時)に打ち鳴らされる。
 春の大祭は、政宗の命日に当たる5月24、25日に、例祭は、政宗が権中納言に任ぜられた日の十月九、十日に行われる。
 青葉神社は、伊達政宗の御霊を祀る厳かな神社である。
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2007/4/10


榎原神社 Yowara-Jinja Yowara Shrine

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 榎原神社(よわらじんじゃ)は、宮崎県南那珂郡南郷町にある神社である。祭神は、天照大神。宮崎県指定の有形文化財とされる。
 万治元(1658)年、飫肥藩主伊東祐久によって、鵜戸神宮の分霊を祀ったのが創建である。
 榎原山大権現と称されて歴代藩主の崇敬も篤く、社録神領の寄進を受け、東部の鵜戸神宮と並び称せられてきた。
 宝永四(1707)年、現在の社殿が建てられた。当時は八幡造りであったが、寛政一〇(1798)年、権現造りに改装された。
 榎原神社鐘楼も貴重な遺構であり、県文化財に指定されている。
 かつては縁結びや豊作を願う若い男女などが近郷近在から押しかけ、参道は終日賑わったという。「榎原まいり」は、この風習を歌った民謡である。
 榎原神社は、霊験あらたかな、人気の衰えない神社である。
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2007/4/3


金鑚神社 Kanasana-jinjya 

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 金鑚神社は、旧官幣中社で、延喜式神名帳にも名を残す古社である。昔は武蔵国二の宮とも称された。地名の二の宮はこれによる。
 境内には、国指定重要文化財の多宝塔や、平安時代の後期、源義 家が奥州出兵のため戦勝祈願を当社にした時のものという伝説の「駒つなぎ石」「旗掛杉」「義家橋」などがある。
 社殿 本殿、拝殿、弊殿が一体となっており、本殿は享保9年、拝殿は安永7年、弊殿は嘉永3年に建築された。権現造りの社殿は修復されたが、内部の極彩色漆塗は建築当時のもの。
 幣殿の格天井に掲げられた15面の天井絵も必見である。
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