NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/12


黄楊櫛 Tsuge-gushi Japanese Boxwood Combs

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 黄楊櫛(つげぐし)は、京都府にて今も作られている、髪をすく伝統的な女性の装飾品である。
 櫛の歴史は古く、一番古いものでは縄文時代まで遡る。また、黄楊で作られた櫛は万葉集にも詠まれており、櫛の中でも最上級品として歴史を重ねている。
 京都の黄楊櫛の生産は、平安時代から始まったとされている。
 黄楊の木は、材質が柔らかく地肌を傷つけず、櫛にとって理想的な性質を持っており、一般の櫛だけでなく、西陣織の綴織に使う櫛、京人形の結髪用の櫛など京都ならではの幅広い用途に使われている。
 また、静電気がほとんど起こらないため、枝毛や切れ毛になりにくく、頭皮への刺激も優しく、非常に高いヘアケア効果があるとされている。
 黄楊櫛は、健康的なだけでなく彫や蒔絵も美しい、いつの時代も女性を引き立てる装飾品である。
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2007/3/14


駿河雛人形 Suruga-hina-ningyou Suruga Hina Dolls

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 駿河雛人形は、静岡県にて作られる、独自性の強い雛人形である。
 駿河雛人形のルーツは、菅原道真を型どった煉天神(ねりてんじん)と呼ばれる人形である。
 煉天神は、駿河地方独特の天神信仰から生まれた人形であり、古くから雛の節句に飾られていた。
 煉天神は、人形全体が桐塑で作られ、顔だけでなく、衣裳までもが筆で描かれている。
 江戸末期には、煉天神に衣裳を布で作り着付けた衣裳着天神が生まれた。この衣裳着天神が駿河雛人形へ発展していったのである。
 大きな特徴として、胴体部に太い藁胴が使われ、胸部分の曲線に合わせて斜めに削られている。また、京人形と違い、人形の衣装の上下が別々になっている。
 駿河雛人形は、現在、雛人形だけでなく、煉天神、時代人形、天神人形、五月人形などたくさんの人形を生産し続けている。
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2007/1/9


京人形 Kyo-ningyo Kyoto Doll-Making

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 日本は人形の宝庫と言われるが、それは古くから京都を中心として発達してきた。気品のある京人形の人気は根強く、品質の高い優れた人形が今でも数多く作られている。
 歴史は、平安時代の貴族社会で用いられていた雛(ひいな)というままごと遊びに始まる。
 江戸時代にはこの雛が3月3日の節句の日に飾る立派な雛人形へと変化していき、人形師も数多く出てきた。節句前になると、これらの人形師たちの店先には様々な人形が並べられ、活況を呈したという。江戸時代末期になると御所人形が生まれるが、これは当時の宮廷から諸大名への贈答用としても重宝されたのだとか。
 京人形は非常に細分化された工程を経て製作される。それぞれの工程に熟練した職人の手仕事により確かな品質の人形が作られ、この高度に専門化した製作システムが、京人形ならではの深みと品質をもたらすのだ。
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