NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/11/20


龍宮の潮吹 ryuuguuno-shiohuki 

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 龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)は、山口県長門市油谷津黄にある、日本海の荒波が押し寄せる岩壁に見られる。
 国の天然記念物及び名勝に指定されている。
 崖に開いた縦1m、横20cmの空洞に押し寄せた荒波が、圧縮された空気に押し上げられ、唸りを上げながら上空に噴出する。
 飛び散るしぶきは太陽を反射し、吹き上がる潮は、時には30mもの高さに達する。その姿は、天に昇る龍のように見える事からこの名が付いた。
 潮吹き現象が見られるのは主に北西風が強い冬場の時化(しけ)の日で、凪(なぎ)の時は見られない。
 そばにある元乃隅稲成(もとのすみいなり) 神社は、白狐のお告げにより津和野の太鼓谷稲成神社から分霊した神社で、龍宮の潮吹きに続く参道には鳥居が幾重にも並び潮風を受けている。
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2007/10/29


がんぼう岩 Ganbou-iwa Ganbou Rock

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 北海道の東道、紋別郡遠軽町にある高さ78メートルの岩山。自然百選にも選定されている。
 頂上には展望台があり、徒歩で15分ほど。
 遠軽町のシンボル的存在になっているこの岩は「この町では朝日を真っ先に浴びる岩山」「夕日に暖かく包まれる岩山」として親しまれている。
 がんぼう岩の名の由来はアイヌ語の「インガルシ」(見晴らしの良いところ)からきている。アイヌ民族の古戦場とも呼ばれる、その展望台からの見晴らしはパノラマ360度のすばらしい眺望が広がる。
 周辺には岩山の登り口にもなっている「太陽の丘遠軽公園」があり、町民の憩いの場として親しまれている。
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2007/5/11


奥山清行 Okuyama Kiyoyuki Kiyoyuki Okuyama

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 1959年、山形県山形市生まれ。GM(米)、ポルシェ(独)のチーフデザイナー、ピニンファリーナ(伊)にてデザインディレクターの要職を経て独立。
 マセラッティ・クアトロポルテ、エンツォフェラーリ、フェラーリ・スカリエッティなどのカーデザイナーとして世界的に著名。
 カーデザインと並行して、各種工業デザインの分野で、電車、航空機などの公共交通機関、家具、プロダクト、インテリアデザイン、空間デザインや都市計画まで幅広く手掛ける。KEN OKUYAMAレーベルにて眼鏡、サングラスの開発と販売、「山形工房」ブランドにて2006年より家具の製造販売を開始。
 現在、「アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン」(米)工業デザイン学部客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、グッドデザイン賞選考副委員長、山形カロッツェリア研究会主宰。イタリア在住。
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2007/5/10


dunhill イベントスペース Danhiru-Ibento-supesu Urushi wall, Dunhill event space

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 2005年、イギリスの老舗ブランド「dunhill」が主催した百貨店でのイベントで、壁面の素材として漆が採用された。
 短期間のイベントで使用するには、漆はとても高価な素材。しかし、漆でなくては表現できない特有の滑らかで艶やかな表情によって、通る人を惹きつけ誘い込む、まるでブラックホールのようなミステリアスな空間を演出したい−このことが漆を使用する最大の目的であった。
 表面には銀箔のラインがほどこされ、漆黒と銀のコントラストがモダンな雰囲気を醸し出している。
 制作をプロデュースしたubushinaは、このイベントに向け、約半年の歳月を要し漆を公共の場で使うという事に対して、多様な角度から検証し解決していく。このことが漆のもつ特性をより理解し、学ぶことにつながり、また新たなステップを踏み出している。
■dunhill
 イベントスペース
・アクリル黒漆塗り
・デザイン 尾谷憲一
■プロデュース
 ubushina 立川裕大
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2007/4/12


旧真野家住宅 Kyushinnokejutaku Former House of Shinno Family

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 旧真野家住宅は、構造がきわめて古く、各所に古式を残しており、建築時期は、17世紀後半の江戸時代頃または更にさかのぼるとの説もある。
 主屋の表側を除く三方はすべて大壁となり、小舞は雑木や丸竹を混用し、大壁の塗厚は20センチ以上である。架構は梁行が二張間で、二ヶ所だけ梁受桁を用いて柱を抜いているほかすべての柱が原型どおり整然と並んでおり、奥の「でい」と言われる室にはこの時代としては珍しく床の間があった痕跡がある。
 柱は同じ太さの角材で釿削り後、台鉋で仕上げられており、もともと長押はなく厚鴨居を使うなど古い形式を残している。
 また土間とおきまの間を板戸と格子窓で仕切り、納戸も片引戸を使うなど閉鎖性の強い構造になっている。
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広島 太田家住宅 Hiroshima Oota-ke-jyutaku Remains of Ota Residence

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 鞆の名産品・保命酒の製造を行っていた中村家の旧宅で、後に太田家の所有となった。
 江戸時代18世紀後半から19世紀前期までの建物で構成され、敷地の東南隅に東向きに主屋が建ち、通り沿いに敷地を囲うように附属屋が建つ。
 敷地を囲むように土蔵が建ち並ぶ姿は壮観で,江戸時代中期から後期(17世紀後半〜19世紀前半)にかけて酒造業で栄えた商家の構えをよく残しており、鞆の歴史的町並みを成す町屋として貴重な民家である。
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鵜の巣断崖 U-no-su-dangai Unosu Cliff

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 5層に連なる高さ約200メートルの断崖を眺望することができる鵜の巣断崖は、北部陸中海岸ならではの隆起海岸が見られる。断崖の中腹にはその名のとおりウミウの営巣地や、ワシ科で大型の鳥であるミサゴの営巣地などが多く見られる。
 アカマツの林を抜けると三陸リアス式海岸の絶景が目の前に広がる。5列に連なる断崖は巨大な屏風のようで、展望台からの大パノラマを臨むことができる。海の色、美しさは格別。
 島越までは海沿いに遊歩道も整備されている。
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2007/3/28


千貫門 Sengan-mon 

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 千貫門は静岡県賀茂郡松崎町、浅間崎に位置する巨岩である。
 雲見港の西側、浅間崎の南の海上にそびえる高さ約30メートル、岩の中央には幅10メートルの大岩。中央に高さ15メートルの洞門が開いている海蝕洞門でもある。
 浅間崎に建つ岩山、「烏帽子岩」の山頂に位置する雲見浅間神社にちなんで「海の鳥居」「浅間門」と言われていたが、千貫文払っても見る価値があるという意味から「千貫門」の名が付けられたと言う。
 烏帽子岩や赤壁、観音島など周辺の景勝とともに観光船のコースとして使われ、満潮時の洞穴の潜り抜けは最大の見せ場の一つである。
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