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魔除飾面は島根県大田市に伝わる和紙作りの面で、島根県ふるさと伝統工芸品の一つ。
製法は昔から変わらず、約300年前から使われてきた桜の木型に、島根特産の石州和紙を何重にも貼り付けてかたどりする。乾かした後にニカワと胡粉(ごふん)を塗り、再び乾かし、土から精製した土絵具を用いて色付けを行なう。最後に上薬でつやを出し、独特の透明感を生み出す。
大田市では、正月に近所の当番役の家に面を持ち寄る仮屋行事が行なわれており、荒神面や天狗面などの魔除飾面が五穀豊穣、無病息災を祈り、飾られた。
男子誕生、結婚祝、新築祝などの慶事にも用いられ、厄除けの記念品として親しまれている。
製法は昔から変わらず、約300年前から使われてきた桜の木型に、島根特産の石州和紙を何重にも貼り付けてかたどりする。乾かした後にニカワと胡粉(ごふん)を塗り、再び乾かし、土から精製した土絵具を用いて色付けを行なう。最後に上薬でつやを出し、独特の透明感を生み出す。
大田市では、正月に近所の当番役の家に面を持ち寄る仮屋行事が行なわれており、荒神面や天狗面などの魔除飾面が五穀豊穣、無病息災を祈り、飾られた。
男子誕生、結婚祝、新築祝などの慶事にも用いられ、厄除けの記念品として親しまれている。
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