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2007/11/26


日原鍾乳洞 Nippara-shounyuu-dou 

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 日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)は、東京都奥多摩町を流れる日原川支流である小川谷に位置し、地下水により溶解浸蝕されてできた自然洞窟である。
 総延長は1270m、高低差は134mあり、関東では最大の規模を誇っている。
 年間を通じておよそ11℃ほどの洞内には八つの洞が存在し、そのうち見学できるのはおよそ千二百年前に発見されたといわれる新宮洞と、昭和三八(1963)年に発見された新洞の二つである。
 その神秘的な景観から、かつては山岳信仰のメッカであった洞内には、巨大なカエルを思わせる「ガマ岩」や巨大な天井空間を持つ「天井知らず」など、まさに大自然のみが生み出せる造形が横たわり、訪れる人々を幽玄の世界へと誘ってくれる。
 天井からツララ状に垂れ下がる鍾乳石は3cm伸びるのに二百年、盤上に沈殿し、上に向かって成長する石筍(せきじゅん)は、四百年の歳月を必要とする。
 数十万年に渡る自然という名の芸術家の作品は、今もこつこつと作り続けられている。
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2007/10/15


女木島 鬼の大洞窟 Megishima Onino-daidoukutsu Ogres’ Cave on Megi-jima Island

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 香川県高松市の高松港からフェリーで約20分、瀬戸内海国立公園に属しているのが女木島(めぎじま)である。
 鬼の大洞窟(おにのだいどうくつ)とは、女木島にある洞窟である。
 その名の通り、桃太郎の話に登場する「鬼が島」は、実は女木島ことであり、大洞窟は鬼の住みかである、という説が大正時代に飛び出した。その後、その説は定着、女木島は一躍全国的に有名になっていったとされる。
 島の船着場には「鬼が島・鬼の展示館」が建つ。また、鬼の洞窟の上にある広場からは瀬戸内海に浮かぶ大島や兜島、鎧島等の島々が見渡すことができ、多くの人々の憩いのスポットとなっている。
 冬になると女木島には、「オトシ」と呼ばれる冷たい風が吹き込み、その風から家々を守るため「オーテ」という石垣を作り、建物を守っているという。
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2007/10/4


堂ヶ島 Dou-ga-shima Dogashima

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 堂ヶ島(どうがしま)は、静岡県賀茂郡西伊豆町仁科の駿河湾にある景勝地であり、その美しさから「伊豆の松島」と呼ばれている。
 最大の魅力は堂ヶ島桟橋の近くに存在する亀島の洞窟である天窓洞(てんそうどう)で、海蝕によってできた洞窟の天井が陥没して天窓のように見えるところからその名が付いた。国の天然記念物に指定されている。
 堂ヶ島の沖に浮かぶ象島・中の島・高島の3島は三四郎島と総称され、干潮時になると幅30mの瀬石の橋で陸地と結ばれるトンボロ現象で知られている。橋は歩いて渡る事ができ、県の天然記念物に指定されている。
 堂ヶ島の小高い丘には面積9ヘクタールの「らんの里堂ヶ島」があり、屋内のランの展示と屋外の植物が一体となり、季節の移り変わりを感じることのできる植物園となっている。
 堂ヶ島は、自然の恵みをたっぷり堪能出来る名勝である。
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2007/9/10


犬城海岸と馬立の岩屋 Injoukaigan-to-madate-no-iwaya 

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 犬城海岸(いんじょうかいがん)は、鹿児島県熊毛郡中種子町に広がる、自然の奇岩・巨岩や洞窟が続く種子島屈指の景勝地である。
 馬立の岩屋(まだてのいわや)は、その犬城海岸の北端にある洞窟である。
 犬城海岸という名は、修験道の犬神使いであった10代島主種子島幡時が修行した地がこの辺りであった事から付けられたという。
 馬立の岩屋も修行地の一角で、中は広いほら穴であり、奥には鳥居と祠が建っている。
 伝説では、幡時は犬のように崖をかけ上り、飛び降りるという天犬の兵法の修行をしていた。
 しかし修行中、幡時は岩屋の中で行方不明になり、主人を待つ馬がいつまでも立っていた事から、以後、馬立の岩屋と言われたという。
 犬城海岸と馬立の岩屋は、不思議な伝説に彩られた場所である。
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2007/8/13


久万高原町 記念の滝 Kuma-kougen-cho Kinen-no-taki 

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 久万高原町(くまこうげんちょう)の記念の滝(きねんのたき)は、愛媛県上浮穴郡久万高原町にある落差15mの滝である。
 愛媛県と高知県の県境近くにある仁淀川水系の小松谷川に存在しており、紀念の滝とも言い、水量は申し分なく、滝の上にも小瀑が連続している。
 国の天然記念物である鍾乳洞・龍河洞(りゅうがどう)の内部にある滝である。
 龍河洞は、昔は入り口から入って200mほどの長さしか無い洞窟だと思われていた。
 昭和九(1934)年、近隣の中学校教師が龍河洞奥の200m地点にあった滝を登ってみると、その先に行ける事を発見し、実は全長4kmもある事が判明した。
 以来、200m地点の滝は「記念の滝」と名付けられたという。
 久万高原町の記念の滝は、水量豊かな美しい瀑布である。
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2007/7/26


えんずのわり Enzu-no-wari Enzu-no-Wari

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 えんずのわりは、宮城県東松島市宮戸の月浜地区に古くから伝わる「鳥追い」を行い、豊作や豊漁、家内安全を祈願する小正月の伝統行事であり、受け継がれてきた行事を今に残す貴重な例として、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
 毎年一月十一日から十六日までの七日間、月浜地区の小学二年生から中学二年生までの男子が、同地区内にある五十鈴神社の下にある岩屋にこもり、寝食をともにし、学校へも通い、この間は子供達だけでの生活が岩屋で営まれる。
 そして十四日の夜に全員で月浜地区の全戸をまわり、松の棒で地面を突きながら「えんずのわり、とうりょうば、かすらわって、すおつけて、えんぞがしまさながせ」(意地の悪い鳥を追えば、頭割って塩つけて、蝦夷島さ流せ)と、唱え歩く。
 翌日には、各戸で早起きをし、薪などで火を起こして「ホーイ、ホイ」と鳥を追いながらその煙で腹をあぶり、一年の健康を祈る。
 昔から伝えられてきた伝統は、未来を担う子供達の手で今も大切に語り継がれている。
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2007/7/11


ルーラン海岸 Ruran-kaigan Ruran Shore

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 北海道中央西部の石狩市。平成二(1990)年に登録された、同市に広がる暑寒別天売焼尻国定公園の一角にあるのが、ルーラン海岸だ。
 アイヌ語で「神の通る道」という意味を持つルーランだが、海面から切り立った集塊岩や凝固岩からなる海崖に見て取れる神秘的な光景は、ここをそう名付けた先人たちに感謝したくなるほどのインパクトを持っている。
 海岸一帯に乱立する岩には、柱状節理と呼ばれる柱状の割れ目が無数に入り、奇岩と呼ぶにふさわしい迫力を見せてくれる。
 海岸には「義経の涙岩」や「アモイの洞門」などの景勝地のほか、同じように海崖に穿たれた洞穴などもいくつかあり、大自然が生み出した絶景を見ることが出来る。
 また、この海岸は夕陽の美しさでも知られている。海岸から望む夕陽の眺望は、ちょっとした感動に身を震わせるほどの美しさを持っている。 
 水平線のかなたに沈み行く落日に照らされ、紅く染まる海岸の奇岩群の趣は、まさに神々の黄昏どきだ。
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2007/7/10


羅臼ひかりごけ Rausu-hikari-goke 

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 北海道の羅臼町にあるマッカウス洞窟。ここに、国内では最大規模となるヒカリゴケの一大群落がある。それが、羅臼ひかりごけである。
 国内でも貴重な存在であり、北海道の天然記念物に指定されている。
 ヒカリゴケは、ヒカリゴケ科に属し、主にヨーロッパや北アメリカ、日本に分布している。日本においても一般に寒冷な地を好み、北海道や本州の山岳部の一部で見られるものだ。また、洞窟や岩の隙間などの暗い場所を好むため、マッカウス洞窟はその生育に最適な場所だったのである。
 洞窟に入れば、暗闇の中でまるで大量のエメラルドをばら撒いてしまったかのようなまばゆい光を放つヒカリゴケをすぐに見ることが出来る。
 とはいえ、コケ自体が発光しているのではなく、光を反射しているため、発光しているように見えるのである。そのため、見る角度によっては違った色の光になる。
 暗い洞窟に揺らめく黄緑色は、見るたびに加減を変える、まさに一期一会の輝きだ。
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