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鳶山崩れ(とんびやまくずれ)とは、富山県中新川郡立山町にそびえる、標高2616mの鳶山にある大規模崩壊地の事である。日本三大崩れのひとつとされる。
日本には火山や破砕帯などに由来する脆弱な地質の山地が多く、このような地域で地震や火山噴火、大雨などを誘因として発生した大規模崩壊地が「崩れ」である。
鳶山には、かつて大鳶山と小鳶山の二つの山頂があった。しかし、安政五(1858)年に発生した飛越地震により山地が大崩壊し、大鳶山と小鳶山は完全に消滅、立山カルデラに大量の土砂が流れ込んだ。
現在でも大量の土砂が立山カルデラに残っており、流出してしまうと富山平野が土砂で埋没してしまうため、砂防工事が続けられている。
鳶山崩れは、地殻も地面も動き続けていることを実感させる自然の表徴である。
日本には火山や破砕帯などに由来する脆弱な地質の山地が多く、このような地域で地震や火山噴火、大雨などを誘因として発生した大規模崩壊地が「崩れ」である。
鳶山には、かつて大鳶山と小鳶山の二つの山頂があった。しかし、安政五(1858)年に発生した飛越地震により山地が大崩壊し、大鳶山と小鳶山は完全に消滅、立山カルデラに大量の土砂が流れ込んだ。
現在でも大量の土砂が立山カルデラに残っており、流出してしまうと富山平野が土砂で埋没してしまうため、砂防工事が続けられている。
鳶山崩れは、地殻も地面も動き続けていることを実感させる自然の表徴である。
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