NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/6/19


えりも町 住吉神社 Erimo-cho Sumiyoshi-jinja Erimo-cho Sumiyoshi Shrine

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 えりも町の住吉神社(すみよしじんじゃ)は、北海道幌泉郡えりも町本町にある神社である。祭神は表筒男命、中筒男命、底筒男命。
 文化一一(1814)年、漁場の安全豊漁を祈念するために、現在地より北方にある住吉山に社殿を建立したのが始まりとされる。
 明治三一(1898)年、風害によって社殿が倒壊し、現在地に移転した後、流れ破風造の社殿を建立した。
 昭和一二(1937)年、現在ある社殿に改築される。
 境内には嘉永三(1850)年建立の手水鉢と、嘉永四(1851)年建立の石灯籠脚台が残る。
 毎年9月15日の例祭日には、特殊神事・海上神輿渡御が1時間半に渡り行なわれている。
 えりも町の住吉神社は、昆布採取、鮭建網など漁業の神として今も篤く崇敬されている社である。
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2007/1/25


日生の海 Hinase-no-umi The Sea of Hinase

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 岡山県日生(ひなせ)町は、魚が美味しく釣りもできる、海の恵み豊かな土地として関西近辺の人々にお馴染みの海の町。
 日生の港の一番の名産は牡蠣。岡山県は牡蠣の養殖で宮城、広島に次いで生産量第三位なのだそう。日生町漁協の魚市場「五味の市」では、早朝に水揚げされた魚が市価より格安で手に入る。どれも獲れたての新鮮さで、町の人はもちろん観光客にも大人気。特に牡蠣は大きくて甘いと評判、その場で焼いて食べることもできる。
 日生の港に揚がる魚種が豊富なことから付けられたという「五味の市」の名前の通り、ここではほかにも様々な魚が手に入る。エビ、石ガニ、シャコ、イイダコ、キス、数え切れないほどの種類の海の幸を楽しめる。朝9時頃から市が立つが、売り切れたら店じまいなので早めに足を運びたい。
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2007/1/24


漁民義人塚 Gyomin-gijinzuka Fishermen's Memorial

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 富山県射水市港町にある「漁民義人塚」。祀られているのは、東西放生津の漁民総代であった佐賀野屋九右衛門と嵐屋四郎兵衛のふたりである。
 由来は江戸時代に遡る。漁民を支配していた悪徳商人が利権を思うままにしていたのに対抗し、佐賀野屋九右衛門と嵐屋四郎兵衛は漁民400人とともに公事奉行に直訴する。この「バンドリ一揆」の首謀者としてふたりは斬首されてしまったが、このことをきっかけに漁民の待遇が改善され、人々は「世直し義人」として崇める証としてこの塚を作ったのだった。
 この漁民義人塚は、平成18年、全国の漁村に残る歴史的・文化的に価値の高い施設などを認定する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に認定された。
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2007/1/22


五ヶ所湾 Gokashowan Gokashowan Bay

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 五ヶ所湾は、三重県の伊勢志摩国立公園内にあるリアス式海岸である。
 三重県度会郡南勢町田曽埼と同町止ノ鼻を結ぶ線及び陸岸により囲まれた海域である。楓江(ふうこう)湾とも呼ばれ、複雑な入江をもつ溺れ谷で、典型的なリアス式海岸である。
 湾口幅は2.6km、面積22.2平方km、湾内最大水深27m、湾口最大水深は27mにもなる。
 湾内では定置網・刺網・まき網などの沿岸漁業のほか、真珠・ノリ・ハマチ・鯛などの養殖が行われ、宿田曽地区には、カツオ・マグロの遠洋漁業の集落がある。
 また、海水浴場・キャンプ場・ヨットハーバーなどがあり、釣りの名所としても知られている。
 風光明媚な伊勢志摩の裏玄関であり、今も昔も南勢における水産業の中心地である。
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2007/1/12


白銀堂 Hakugindou Hakugin-dou

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 白銀堂は、海神が祀られている御願所(ウガンジュ)である。旧正月などには、1年の航海安全と豊漁を祈願する人々でにぎわう。
 漁師のまち・糸満を代表する祭り「糸満ハーレー」では、祭祀がおこなわれる。
 白銀堂には「イジヌイジラー ティヒキ ティヌイジラー イジヒキ」(意地が出たら手を引け、手が出たら意地を引け)という有名な教訓・地名説話が伝えられている。
白銀堂という名前の由来は、返済金として集めた銀貨を洞窟に埋めたことからである。別名「よりあげ御嶽」とも呼ばれ、親しまれている。
 周辺は糸満市街地に近い場所だが、約200年前は全て海で、今でも漁師町にふさわしく漁の安全を守る神として君臨している。
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与那国島 Yonagunijima Yonaguni Island

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 与那国(よなぐに)島は、沖縄の八重山諸島西端の島で、台湾の北東、日本の最西端に位置する。
 島の成因は火山島である。面積は小さいながら、大変起伏が激しい。島の南海岸は波で浸食され、断崖絶壁が多数ある。
 主な産業は、漁業、サトウキビ農業、酪農、観光で、島内には撮影に使用した「Dr.コトー診療所」が残っている。また、ダイビングでも有名な島である。
 14世紀に沖縄が海上交易を始めると、その中継点として文明化されたと思われる。1522年、琉球王朝の支配下に組み入れられるまでは独立国であった。
 1986年、ダイバーによって海底遺跡が発見されて話題となった。遺跡については諸説あるが、侵食説が最有力と言われている。
 ここはまるで異文化の地で、日本でもなければ沖縄でもない、与那国という別国とも言える。
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2007/1/10


西表島・浦内川 Iriomotejima Urautikawa Iriomote Island・Urauchi River

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 西表島にある浦内川は、全長39kmにも及ぶ、沖縄県で最長・最大の川である。
 西表島は東洋のガラパゴスと称されるほど豊かで多様な自然に恵まれた島であり、浦内川流域は亜熱帯の植物や生物の宝庫である。
 マングローブをはじめ、ヒカゲヘゴやシダの群落が広がり、サガリ花や幻の花セイシカなども見られる。バードウオッチングにも最適で、滝百選に選ばれたマリユドゥの滝やカンビレーの滝などを観賞することもできる。
 面白いように魚が釣れたので、所有権を一頭の雌牛(ウナン)と交換したというウナン石や、三匹の子犬が怪物に呑み込まれてしまったという伝説が残る、犬の子三匹などの名所もある。
 浦内川の流域は、緑豊かでとても日本とは思えない風景を見せてくれる、現代の秘境である。
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