NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/2/14


武蔵御嶽神社 日の出祭 Musashi-mitake-jinja Hinode-sai 

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 武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)は、東京都青梅市御岳山にある神社である。祭神は、櫛真智命(くしまちのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)。
 紀元前九〇年、崇神天皇の時代に創建されたと伝えられる。山岳信仰の興隆とともに鎌倉の有力な武将たちの信仰を集め、厄除け・延命・長寿・子孫繁栄を願う多くの人達の参拝によって栄えてきた。
 宝物殿には、日本三大鎧のひとつとされる国宝の赤糸縅大鎧(あかいとおどしのおおよろい)が展示されている事でも知られる。
 日の出祭(ひのでさい)は、毎年五月の七日と八日に行われている春の例祭である。
 徳川綱吉奉納の御輿を囲む鎧武者と雅楽の演奏者などの武者行列が、御岳山駅から神社まで練り歩くという、まるで歴史絵巻のように勇壮な行列は、毎年多くの見物客を集めている。
 武蔵御嶽神社の日の出祭は、壮大で華麗な祭りである。
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2008/2/5


政宗公まつり Masamune-kou-matsuri The Date Masamune Festival

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 伊達政宗が青年期を過ごしたことで知られる宮城県大崎市岩出山町。「政宗公まつり」は昭和三九(1964)年、政宗平和像が仙台青葉城跡から岩出山に移された際に始まった祭りで毎年九月、第二週の土日に開催される。
 土曜日は夜から宵祭りとなり、よさこい踊りや政宗大太鼓、提灯が美しい神輿が練り歩く。
 日曜日は本祭り。当時の武者姿を再現した伊達武者行列が現われる。ほら貝をふきながら、威風堂々と練り歩く騎馬武者隊、岩出山伊達家・一六代当主が役を勤める政宗公、愛姫の乗った神輿、支倉常長(はせくらつねなが)の遣欧使節団など本格的で壮大な戦国絵巻だ。
 続いて稚児行列、すずめ踊り、荒駒、忍者などが続いていく。
 弦月形前立てのりりしい姿になれる事もあり、毎年武士志願者が殺到している。町中をあげて盛大に楽しむ秋の風物詩だ。
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2008/1/30


登米秋まつり Toyoma-aki-matsuri Toyoma Fall Festival

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 毎年九月第三週の土日、宮城県登米市では登米(とよま)秋まつりが開催される。地域全体を守護する総鎮守の例大祭で、三百年以上に渡り継承されてきた。
 土曜日は本祭りに先立ち、矢を放ち魔を退散させる蟇目(ひきめ)の儀、大的式(おおまとしき)といった弓の儀式が奉納される。また宵祭りとして、午後五時から伝統芸能伝承館森舞台にて、県指定民俗文化財の登米薪能(とよまたきぎのう)が奉納される。
 翌日は本祭となり、武者行列、女性達の美しいよさこい踊り、稚児行列などが街を練り歩く。子供達の登米囃子の音色とともに、各町内会から繰りだす巨大な山車はおよそ一三台。和紙を使った張子は今にも飛び出してきそうな勇ましい虎や、手足を動かし泡を吹くカニ、西遊記などをテーマとした親しみやすいものだ。
 町中あげて盛り上がる宮城の秋の風物詩である。
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2007/8/16


群馬 白井宿 Gunma Shiroi-juku Shiroi-juku

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 群馬の白井宿(しろいじゅく)は、群馬県渋川市白井に残る昔懐かしい江戸情緒にあふれた街並みを現在に伝えている。
 白井宿は、利根川と吾妻川の合流点に栄えた宿場町である。
 道路の真中を流れる白井堰や路傍の石造物などが点在し、昔の佇まいが続いている。
 往時の面影をそのまま残す土蔵造りの家並みや、鐘楼、8つのつるべ井戸が今も残り、懐かしさを醸し出す。
 国道17号とバイパスからほんの僅かだが離れた場所にあるため、車も少なく、絶好の散策コースとなっている。
 毎年4月の第4日曜に開催される「白井宿八重桜まつり」には、武者行列や六斎市を楽しみに、多くの行楽客が訪れる。また、秋の紅葉も見事である。
 群馬の白井宿は、訪れた人を郷愁に誘う、日本情緒漂う心が落ち着く街並みである。
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2007/8/2


登米神社 Toyoma-jinja Toyoma Shrine

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 登米神社(とよまじんじゃ)は、宮城県登米市登米町寺池道場にある神社である。祭神は、応神天皇、田心姫命。
 康平五(1064)年、源頼義が賊徒征伐の時に戦勝を祈願した辺室山の地に、頼義の嫡子義家が、山城国の岩清水八幡宮から勧請分遷した八幡崎が創祠とされる。後に葛西氏が、八幡宮を七郡の総鎮守・葛西家累代の守護神とした。
 天正一八(1590)年、葛西家散亡の後に仙台藩の伊達相模守宗直が八幡宮を八幡崎から寺池道場山麓に遷座した。後に六代伊達村永が社殿を現在の山上に移築し、歴代領主の守護神として尊敬した。
 弘化三(1846)年、登米神社として改称・改創される。
 境内には明和七(1770)年に建てられた松尾芭蕉の句碑があり、毎年9月の祭日には山車・御輿・武者行列などが町内を練り歩き、一大絵巻が繰り広げられる。
 登米神社は、今でも篤く尊崇されている古刹である。
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2007/7/19


会津白虎まつり Aizu-byakko-matsuri Aizu Autumn Festival

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 会津白虎まつり(あいずびゃっこまつり)は、福島県会津若松市にて行われる祭りである。
 以前は会津秋まつりと言う名だったが、会津と言えば「白虎隊」として全国的に知られており、さの知名度を生かし、インパクトある名称にと改称したもの。
 深い歴史の残る会津若松に秋を告げる伝統の祭りで、県内外から多くの観光客が訪れる。
 市民総勢1000人が灯篭を揺らし市内を練り歩く幻想的な風景で祭りのオープニングを飾り、鶴ヶ城跡で「先人供養祭」が行われ、白虎まつりのメイン「会津白虎行列」がスタートする。
 市民が扮する白虎隊や松平公といった会津藩縁の武者行列は約500名にものぼり、まさに圧巻。
 夜には「会津磐梯山踊り」も行われ、祭りを一層盛り上げる。
 会津白虎まつりは、戊辰戦争を偲ぶ、会津の秋の一大イベントである。
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2007/4/6


信玄公かくし湯まつり Shingen-kou-kakushiyu-matsuri 

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 信玄公かくし湯まつりは、山梨県南巨摩郡身延町にある、下部(しもべ)温泉で毎年五月中旬に行われる祭り。
 下部温泉は戦国時代、甲斐の国の守護であった武田信玄が訪れ、合戦で受けた傷を癒したという伝承が伝わり、「信玄の隠し湯」とも呼ばれている。
 温泉療法医選出「名湯百選」にも選出されており、湯治客が多い。
 祭りは伝承にちなんだもので、信玄一行が下部に到着した所から始まり、武田二十四将、金山衆、なぎなた隊などの武者行列を従えた信玄役が慈照院までを練り歩く。
 祭りの夜には湯治客の不要になった杖を炊き上げて供養する、全国でも珍しい「松葉杖供養」が行われ、温泉と杖への感謝を捧げる。
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2007/3/16


兵庫 多田神社 Hyougo tada-jinjya Tada Shrine

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 多田神社は、兵庫県川西市にある神社。多田院として、国の史跡にも指定されている。
 この地は、清和天皇の皇子を祖とする皇族、清和源氏武士団の発祥の地。ここに居城を構えた源満仲により平安時代の天禄元(970)年、天台宗寺院として建立。以降、代々つづく清和源氏の霊廟として源頼光、源頼信、源頼義、源義家を祀ってきた。
 毎年4月には、「源氏まつり」が盛大に行われ、歴代の源氏武将の武者行列が町を練り歩く。
 また、境内にある樹齢千年の巨木、ムクロジは県の郷土記念物に指定されている。幹周4.2メートルもあり、県内では最大のムクロジだという。
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