NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/24


造山古墳 Tsukuriyama-kofun Tsukuriyama Burial Mound

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 造山古墳(つくりやまこふん)群は巨大前方後円墳、造山古墳と、その西側一帯に築かれた6基の中小規模の古墳とで構成される。岡山県下で第1位、全国でも第4位の規模(全長350メートル、後円部径200メートル、高さ24メートル、前方部幅215メートル)を誇り、国指定史跡にも指定されている。
 築造時期は5世紀後半と推定されており、墳丘規模・外表施設などの様子からみて、被葬者は5世紀前半の吉備を支配した「王」の墓と言われている。6基の中小規模の古墳は、その王に仕えた近臣たちの墓(陪塚)とされている。
 造山古墳に次ぐ近隣の作山古墳(総社市)、両宮山古墳(山陽市)などの巨大古墳の存在から、古代吉備がヤマト王権に対抗しうる強力な王権があったとする見解もある。
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2007/1/11


琉球漆器 Ryuukyuu-sikki Ryukyu Lacquerware

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 琉球漆器は、約600年の伝統を誇る沖縄の伝統工芸品である。主な産地は、那覇市、島尻郡南風原町(はえばるちょう)など。
 琉球漆器は、14、15世紀の頃から始まり、その技術、芸術性が高く評価され、献上品として、また貿易品として中国や日本に最も喜ばれた品物のひとつである。
 琉球王国では貝摺奉行所を設置し、その管理下で、華麗で高度な技術を駆使した卓や文箱、硯箱、食籠、盤などを制作した。
 技術的にも芸術的にも更に水準の高い工芸品を生み出し、中でも立体的な浮彫表現の「堆錦(ついきん)」は、沖縄独特の加飾法とし考案されたもので、他では見られない深い味わいを持っている。
 琉球漆器の朱塗りの鮮明な美しさは他の追随を許さないものがあり、黒塗りとのコントラストは大胆で斬新、今日では琉球漆器の大きな特色の一つとなっている。
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