NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/14

十夜ヶ橋永徳寺 Toyo-ga-hashi-eitoku-ji 

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 十夜ヶ橋永徳寺(とよがはしえいとくじ)は、愛媛県大洲市豊茂丁にある真言宗御室派の寺である。本尊は、弥勒菩薩。四国別格二十霊場第8番札所、四国八十八か所霊場の番外札所とされる。
 大同二(807)年、弘法大師がこの地を訪れた際、日が暮れて空腹と寒さに耐えながら、一夜を小川に架かる橋の下に野宿し「一夜も十夜の長さに感じられるほど寒く感じた」という。
 寺の側にかかる十夜ヶ橋がその橋で、橋の袂には横になった大師像が安置されており、このエピソードが名前と大師像の由来とされている。
 寺は永徳年間(1381~1384)の開創と伝えられるが、火災によって記録を失ったため詳細は分かっていない。
 四月・八月の「十夜ヶ橋霊場縁起」では弘法大師御影供・夏季縁日が盛大に行われ、土用の丑の日に行われる「きゅうり封じ」の祈祷には、多くの参拝者が訪れる。
 十夜ヶ橋永徳寺は、弘法大師空海ゆかりの古寺である。

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住所
795-0064 愛媛県大洲市豊茂丁
名前
十夜ヶ橋永徳寺
電話
0893-25-2530




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