NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/22


文様 分銅繋ぎ(フンドウツナギ) Monyou Fundou-tsunagi 

Jp

 分銅繋ぎ(ふんどうつなぎ)とは、天秤秤の片側の皿に載せて使う、銅製のオモリである分銅の文様を連ねた和文様である。
 和文様とは、平安時代以来、公家の服装・調度品や装飾に用いられた形、色、構成などに独自の優美な様式を持つ図柄の総称である。
 分銅というのは、宝尽しの文様にも含まれる縁起物とされている。
 昔の分銅の形は円形で、左右が弧状にくびれた形のそのバランスが美しいことからも文様や家紋に好まれ、分銅の形をかたどった色々な器物なども作られた。
 波線が交差してできあがる幾何学模様で、実際に分銅を並べて書き写した文様というよりは、波線の交差した幾何学模様に分銅の形を見い出したものといえる。
 文様・分銅繋ぎは、吉祥文様として家紋に好まれて使用された、伝統的な和文様である。
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2007/2/1


彦根城 Hikone-jyo Hikone Castle

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 彦根城は、滋賀県彦根市金亀町にある井伊家の城である。別名・金亀城。国宝であり、国の特別史跡に指定されている。
 関ヶ原の合戦後、彦根藩初代藩主井伊直政の嫡子・直継と、二代藩主・直孝によって約20年の歳月をかけ、元和八(1622)年に完成した。
 白亜三層の天守は、今もなお気高い雄姿を誇り、姫路城、松本城、犬山城とならび国宝四城のひとつに数えられている。
 城内には国宝の天守のほか、天秤櫓や太鼓門櫓など重要文化財が数多く現存し、桜、新緑、紅葉、雪景色など四季折々の情緒を感じさせてくれる。
 また、月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられている。
 彦根城は、気高い雄姿を誇る、天下の名城である。
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