NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/6


大分 姫だるま Ooita Hime-daruma 

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 「姫だるま」は大分県の伝統ある郷土玩具を代表する一つで、約300年前、豊後岡藩の禄高の低い武士の妻をモデルに作り始められたと云われる。この地方には古くから大正末期頃まで、正月の風習に各家にこの「だるま」を配り祝う行事があり、その頃はこれを「福女」「起き上がり」等と呼んだ。1月2日の未明、祝人(ホギト)が来て「やぁーおきあがり、おきあがり」と声を掛けながら、玄関や戸口に起き上がりこぼしを置いていく。祝人にはご祝儀を渡し、起き上がりは神棚や酒樽の上に飾ったとされる。
 現在作られている「姫だるま」は高さ7〜50センチの8種類。従来は「竹田の起き上がり」等と呼んでいたものを1956年から「姫だるま」と名付けられた。女のだるまは全国でも珍しく、人気を集めている。
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2007/1/12


祝儀袋 Syuugi-bukuro Celebration Envelopes

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 祝儀袋(しゅうぎぶくろ)は、さまざまな祝い事の際、お祝い金を入れて渡すための特別な意匠をほどこした紙包みのこと。結婚祝い、出産祝い、誕生祝いなど、それぞれの場面によって細かなマナーがある。
 起源については、日本古来の宗教である神道において、神前に供えた奉納物を包んだのがはじまりと言われる。基本的には、包み紙の他に「熨斗紙(のしがみ)」と呼ばれる帯をつけ、「水引(みずひき)」と呼ばれる紐で結わえる。そして包み紙の表には、祝いの場面に合わせた表題である「表書き(おもてがき)」を毛筆で書き加える。
 最近は熨斗紙や水引、表書きがすでにセットされ、簡略化されたものも出回っており、コンビニエンスストアでも買うことができる。しかし、祝儀袋は日本人本来の細やかな心遣いを端的に現す習慣のひとつであり、守っていくべき伝統でもある。
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