|
鬼縮緬(おにちりめん)は、日本に伝わる織物のひとつである。鶉縮緬(うずらちりめん)、鬼しぼ縮緬(おにしぼちりめん)、鎖縮緬(くさりちりめん)などとも呼ばれている。
縮緬の種類のひとつで、しぼが荒く大きいのが特徴で、経糸(たていと)は生糸で、緯糸(よこいと)は強い右撚りの糸数本と、同じ本数の左撚り糸を交互に打ち込んでいく。
逆方向に撚られた糸が隣り合う事でしぼが生じる。この緯糸の本数が多くなるほど、しぼが大きくなっていく。
一般の縮緬が左右2越づつ交互に打ち込まれるのに対し、鬼縮緬は同方向の強撚糸を4~6越連続して打込むため、シボが大きい。
明治時代半ばに作られたものとされ、化粧座布団地、縮緬幕、風呂敷などに用いられている。
縮緬の種類のひとつで、しぼが荒く大きいのが特徴で、経糸(たていと)は生糸で、緯糸(よこいと)は強い右撚りの糸数本と、同じ本数の左撚り糸を交互に打ち込んでいく。
逆方向に撚られた糸が隣り合う事でしぼが生じる。この緯糸の本数が多くなるほど、しぼが大きくなっていく。
一般の縮緬が左右2越づつ交互に打ち込まれるのに対し、鬼縮緬は同方向の強撚糸を4~6越連続して打込むため、シボが大きい。
明治時代半ばに作られたものとされ、化粧座布団地、縮緬幕、風呂敷などに用いられている。
[+ADDRESS] |