NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/26


伊勢山皇大神宮 Iseyama-Koutai-jinguu 

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 横浜市西区の伊勢山という丘の上に鎮座する伊勢山皇大神宮(いせやまこうだいじんぐう)は、「関東のお伊勢さん」という名前で親しまれている神社である。
 明治維新後、横浜は国の貿易の要となるべく開港され、外国の文化と接することが多くなった。そういった環境の中、日本の文化を守る事を目的として神社を創立したい、と当時の副知事・井関盛良が国に建白したという。
 明治三(1870)年、三重の伊勢神宮から分霊を受け、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)を祭神とした伊勢山皇大神宮は、野毛山の一部であったこの丘を伊勢山と改め建立された。その社殿は関東大震災により焼失してしまい、現在の社殿は昭和三(1928)年に建てられたものである。
 現在もなお横浜の町並みを見下ろすように建つ神社は、横浜の総鎮守として多くの参拝者で賑う。
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2007/12/26


盆栽村 Bonsai-mura 

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 盆栽村は、埼玉県さいたま市の大宮公園北側の総称であると共に、盆栽という独自の文化を生み出した日本においても屈指の郷として知られている場所である。
 大正一四(1925)年、関東大震災で被災した盆栽業者が現在の地に移り住み、盆栽を生業としたことがその始まりとなる。
 その後は、元々この地に住んでいた人たちにも盆栽が浸透し、また新たに盆栽を生業とする人々が集まって村としての形を成していくこととなる。
 同じ趣味と生業を有するものが自然に集まってできた集落であり、昭和一五(1940)年には世界にもあまり例のない行政上の町として、現在の「盆栽町」の名を称するまでになった。
 周辺の道路は碁盤の目状に造られ、サクラやモミジ、カエデ、ケヤキなどが植えられて、それぞれが通りの名にもなっている。
 いうなれば、盆栽村そのものが一つの盆栽のように美しく整えられているのである。
 そんな大きな盆栽を楽しみながら、更にお気に入りの一鉢を見つけてみるのも一興かもしれない。
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