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昆布刈石海岸(こぶかりいしかいがん)は、北海道・浦幌町にある海岸道。十勝川河口から釧路方面へ続く道であり、江戸時代に開削された自然路の名残をとどめるものである。
明治以前、漁業以外に産業のなかった北海道では、海岸のほかは道路の発達をみなかったという。山間部はアイヌの案内なくしては探検できず、川と海岸こそ十勝の唯一の道だったのである。
昆布刈石海岸道は、風浪の激しい日には徒歩や馬でも通りにくい難所であったため、浦幌では文化二(1805)年に間道が開削され、十勝と日高、釧路を結ぶ幹線道路として重要な役割を果たすこととなった。
昆布刈石海岸は、現在は砂利道として当時の名残をとどめるのみだが、広大な太平洋を一望できる景勝地として人気を集めている。海岸には昆布刈石展望台もあり、遥かに広がる水平線を眺望できる。
明治以前、漁業以外に産業のなかった北海道では、海岸のほかは道路の発達をみなかったという。山間部はアイヌの案内なくしては探検できず、川と海岸こそ十勝の唯一の道だったのである。
昆布刈石海岸道は、風浪の激しい日には徒歩や馬でも通りにくい難所であったため、浦幌では文化二(1805)年に間道が開削され、十勝と日高、釧路を結ぶ幹線道路として重要な役割を果たすこととなった。
昆布刈石海岸は、現在は砂利道として当時の名残をとどめるのみだが、広大な太平洋を一望できる景勝地として人気を集めている。海岸には昆布刈石展望台もあり、遥かに広がる水平線を眺望できる。
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