NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/10/15


小動神社 Koyurugi-jinjya 

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 小動神社(こゆるぎじんじゃ)は、神奈川県鎌倉市腰越の小動岬に位置する神社である。
 観光地江ノ島を擁する七里ケ浜と腰越港の間に突き出す小動岬の一角に立つ、旧腰越村の鎮守社である。
 その創建は文治年間(1185~1189)、当時の源平合戦の際に武将・佐々木盛綱が、近江国の八王子宮を勧請したものと伝えられており、江戸時代までは八王子社と呼ばれていた。
 元弘三(一三三三)/正慶二年には南北朝時代の武将・新田義貞(にったよしさだ)が鎌倉攻めの戦勝を祈願したと伝えられ、後に寄進された黄金で、社殿が建設されたといわれている。
 その後、明治の神仏分離に伴い、岬の名をとって小動神社と改称し、今に至っている。
 風光明媚な場所であり、幕末には近くにお台場が築かれていた。
 境内には見晴台も設けられており、眼前に迫る江の島や相模湾を一望する事ができる。
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2008/10/9


千葉神社 Chiba-jinja 

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 千葉神社は、千葉県内最大の天神さまと称される神社である。
 千葉氏の祖、平良文により信仰された妙見菩薩の寺社が、平常長により祀られ、忠常の次男である覚算大僧正により整えられたのが始まりとされる。
 源頼朝からも保護を受け、願文、太刀などの奉納を受けている。江戸時代には徳川家康より永代二百石の寄進を受け、十万石の大名と同格の格式を与えられ、大いに栄えた。
 祭神は北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんしょうおう)。末社に座す千葉天神は千葉県下最大の天神さまとして、受験合格・学業成就を祈念する学生を中心に多くの参拝客を集めている。
 毎年八月に行われる例祭の妙見大祭には、縁起物の「ねがい鳥」「かない鳥」を求めて多くの人が訪れる。
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2008/10/8


都萬神社 tsuma-jinjya 

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 都萬(つま)神社は、宮崎県西都市妻にある神社である。祭神は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。
 承和四(837)年には続日本後記に登場するため、建立はそれ以前であるといわれる。
 境内にある拝殿内には、日本一大きいといわれる巨大太刀が安置されている。
 国指定天然記念物に登録されているのは、樹齢1200年といわれる大クスの木で、高さ40メートル、幹周り16.4メートルもある。
 また「日本酒発祥の碑」がある。祭神である姫は、乳児にお乳の代わりに「甘酒」を飲ませたといい、そのいわれの碑である。姫が三つ子を出産したことにちなみ、縁結び、安産子宝、漁業航海安全などのご利益があると云われている。
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2008/10/2


母智丘神社 Mochio-jinja 

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 母智丘(もちお)神社は宮崎県都城市にある神社。創建は定かでない。祭神は豊受姫神。「巨石群」で知られており、境内には至る所に巨大な石がごろごろとある。
 江戸時代には「稲荷石」と「ほら穴」が知られていたという。明治3年、三浦通庸が母智丘に参拝したおり、荒廃をみかねて再興を行った。再興工事中、火山の噴火によって飛ばされたと思われる巨石群が発掘された。石器時代にはすでにこの巨石群があったとされ、信仰の対象、もしくは石採取場として、このあたりで生活していた人類と深く結びつくものでないかとされている。
 その中でも「陽石」「陰石」と呼ばれる世にもめずらしい巨石が祀られており、「稲荷大石」とともに信仰の対象となっている。
 参道の桜並木は「日本の桜名所100選」のひとつである。
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東霧島神社 Tsumakirishima-jinjya 

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 東霧島(つまきりしま)神社は宮崎県都城市高崎町にある神社。霧島六社権現のひとつ。主祭神はイザナギノミコトである。考昭天皇が創建したといわれる。「東」と書いて「つま」と読む。霧島の東端という意味がある。
 朱色の鳥居から神殿に伸びる「鬼岩階段」と呼ばれる石積みの階段がある。鬼が一晩で積み上げたという言い伝えのとおり、かなり不規則に積まれているためはっきりした段数がわからないほどである。振り向かずに登りきると願い事が叶うとも言われる。
 境内にはイザナギノミコトが十握の剣で切断したという「神石」と呼ばれる真っ二つに切られたような大きな石がある。また、樹齢1000年を越すといわれる楠の巨木が目を引く。
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2008/9/29


寒川神社 Samukawa-jinja 

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 神奈川県高座郡寒川町宮山にある寒川神社(さむかわじんじゃ)は、相模国では最も社格の高い神社・一宮として長い歴史を持つ。
 創建時期については神亀四(727)年に社殿を建立したという記録もあり、定かでない。
 祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)。祭神については様々な諸説はあったが、明治九(1876)年に現在の祭神とした。
 歴史上では源頼朝、北条義時、武田信玄といった武将や、徳川家代々より崇敬を受けたと伝えられる。また、国内唯一の方位除・八方除の守護神として信仰を受けている。
 八方除の祈願は地相・家相・方位・日柄・厄年などに由来する全ての災難を取り除き、生活が好転・向上するようにと願うことである。その年が「八方ふさがり」に当たる人が八方除けの祈願のために特に多く訪れる。
 一年を通して祭りと行事が行われ、参拝者も後を絶たない神社である。
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2008/9/26


箱崎八幡神社 Hakozaki-hachiman-jinja 

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 鹿児島県出水市(いずみし)にある箱崎(はこざき)八幡神社は、日本一の大鈴があることで知られ、主祭神は応神天皇である。
 その昔、島津家の始祖・島津忠久が、鎌倉より下向の途中、博多の沖で逆風により船が難破しそうになった。筥崎宮に請願したところ難を免れ、無事に山門院野田に着船できたことから、当社を勧請したと伝えられる。
 神門に吊り下がる鈴が、日本一の黄金色の大鈴で、高さは四メートル、直径三、四メートル、重さが五トンもある。青銅製で、表面は総金箔張りの豪華なものである。伊勢神宮御鎮座二千年・今上天皇御即位一〇年の記念事業として、平成一〇(1998)年に竣工された。「成せば成(鳴)る。大願成就の大鈴」という説明が掲示してある。
 出水市は、鶴の飛来地で知らているため、大鈴には鶴八羽が浮き彫りにされている。この地に飛来する鶴は、数や種類が多く、特別天然記念物に指定されている。
 また、この神社には、直径一.五ミリメートルの「日本一小さい鈴」も展示されている。
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2008/9/25


神魂神社 Kamosu-jinja 

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 神魂(かもす)神社は、島根県松江市大庭町に鎮座する神社で、伊弉奈彌命(いざなみのみこと)を主祭神としている。
 その創建は定かではないが、社伝では天穂日命(あめのほひのみこと)がこの地に降臨して創建したものとされる。文献では承元二(1208)年の「鎌倉将軍下文」に始めて登場する。そうしたことから、実際の創建は平安時代中頃以降と見られている。
 天穂日命の子孫であり、出雲大社の最高位の神官である出雲国造(いずものくにのみやつこ)が二五代まで当社に奉仕したといわれ、近くの、熊野大社、八重垣神社、六所神社とともに意宇(おう)六社の一つに数えられる格式の高い神社でもある。
 柱に正平元(1346)年の墨書がある本殿は、現存する最古の大社造建造物といわれ、国宝に指定されている。
 悠久の歴史と高い格式に彩られ、大きな杉林の中に静かに建つ古社だが、地元では「大庭の大宮さん」として、親しみを込めて呼ばれている神社である。
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