NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/8


早吸日女神社 Hayasuihime-jinjya 

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 大分県大分市(旧・佐賀関町)の中心街近くにある早吸日女(はやすいひめ)神社。平安時代中期に編さんされた「延喜式神名帳」にも記載が残る古刹である。
 伝説によると、創建は皇暦紀元前七(紀元前667)年。神武天皇東遷の際、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が佐賀関の関崎沖で神剣を失い困っていたのを、黒砂(いさご)・真砂(まさご)の二神が命をかけて取り返して助けた。このときの神剣をご神体として、古宮の地に天皇みずから祓戸(はらへど)の神(早吸日女神社)を奉り、建国を請い願ったのがはじまりとされる。飛鳥時代末期、大宝元(701)年に神慮により現在の地に遷座。
 ここ早吸日女神社では、毎年7月に夏祭りが行われる。宝物、サザエ、アワビなどの海の幸を乗せた数台の山車と氏子50人が引く山車や神輿が町内一円を引き回す。海にまつわる伝説のあるこの神社ならではの恒例行事である。
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2007/1/22


三重 海女さん Mie Amasan Mie Women Divers

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 三重県には、昔から素潜りで海産物を獲ってくる海女さんが多くおり、海の風物詩となっている。
 終戦直後、三重県の鳥羽・志摩地方には6000人以上の海女さんがいたという。
 その後は漁業資源の減少、価格の低迷、過酷な労働条件などで後継者が現れず、高齢化が進み、今では1300人程となってしまった。
 海女さんが狙う獲物は主に鮑、サザエ、ナマコだが、熟練の技を持つ、ほんの数人の海女さんは、伊勢えびを傷付けず捕獲する事が出来る。
 海女さんが行うこの漁法は、乱獲を防ぐ効果もあり、現代でこそむしろ重宝する方法である。
 三重の海女さんというのは、今を生きる伝統漁法の伝達者であるといえよう。
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伊雑宮 Izawanomiya Izawa-no-miya Shrine

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 伊雑宮(いざわのみや)は、三重県志摩市磯部町にある神社である。主祭は天照坐皇大御神御魂。
 地元では「いぞうぐう」と呼ばれることも多く、他に磯部の宮、磯部の大神宮さんとも呼ばれる。
 伊雑宮と大紀町にある瀧原宮は、伊勢神宮内宮から遠く離れた場所で天照大神の魂を祀ることから天照大神の遙宮(とおのみや)と呼ばれる。
 創立は約2000年前。皇大神宮鎮座の後、倭姫命が御贄地を定めるため志摩国を巡行の際に、伊佐波登美命が奉迎して、この地に伊雑宮を創建したと伝えられる。
 伊雑宮は神田を持つ唯一の別宮でもあり、毎年6月に行われるお田植は、日本三大御田植祭として有名である。
 漁師、海女からも大変崇敬されており、伊雑宮にて「磯守」を受け、身につけて海に入るのが風習となっている。
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