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花沢館跡は、北海道上ノ国町に位置し、15世紀頃に和人・渡党(わたりとう)と称される本州系の人々が、北海道南部への進出の拠点として築いた館「道南12館」のひとつである。面積は約2万9000平方m。
北海道最古の記録である「新羅(しんら)之記録」によると、花沢館の館主・蛎崎季繁(かきざきすえしげ)が長禄元(1457)年のコシャマインの戦いの際にも堅く守って屈しなかったとされる館跡である。
昭和二十(1945)年頃に、約二千枚の古銭と鉄鍋、近年には館後方部から15世紀後半の珠洲焼のすり鉢などが発見されている。
北海道最古の記録である「新羅(しんら)之記録」によると、花沢館の館主・蛎崎季繁(かきざきすえしげ)が長禄元(1457)年のコシャマインの戦いの際にも堅く守って屈しなかったとされる館跡である。
昭和二十(1945)年頃に、約二千枚の古銭と鉄鍋、近年には館後方部から15世紀後半の珠洲焼のすり鉢などが発見されている。
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