NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/8/15


八郎潟 Hachirou-gata 

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 八郎潟は秋田県、男鹿半島の男鹿市、潟上市、大潟村などにまたがる湖である。
 元々は琵琶湖に次ぐ大きさを誇る湖だったが、戦後1957年からの開拓事業により5分の4が干拓され、規模が縮小され、1977年に竣工した。
 現在は八郎潟調整池と東部承水路、西部承水路に分かれて存在し、三つを合わせた総面積は48・3平方km。。元は海水の混ざる汽水湖だったが、八郎潟防湖水門が出来たため、現在は淡水湖となっている。
 開拓前はうたせ船、氷下漁業などが盛んに行われていたが、現在、淡水化のため漁獲高は減少している。冬場のワカサギ釣り、バスフィッシングなどには適しており、四季を通じて多くの釣り客が訪れる。
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2007/8/13


御田植まつり(どろんこ祭り) Onda-matsuri(Doronko-matsuri) 

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 御田植まつり(おんだまつり)は、愛媛県西予市城川町土居の土居三嶋神社にて、毎年七月の第一日曜日に開かれている祭りである。別名、どろんこ祭りとも言われ、県の無形文化財に指定されている。
 まつりは、田植えが終わった喜びを神々に感謝し、五穀豊穣、無病息災を祈る素朴でユーモラスな田休み行事である。
 明治一四(1881)年頃から三嶋神社のお田植え祭りとして行われていたものを、村おこしの目的もあって、盛大に行われるようになったと言われる。
 ハプニング、動きのある祭りであり、普段はのどかな山村であるが、この日は5000人余りが訪れ、にぎやかな一日となる。
 また、毎年、写真コンクールも行われ、大勢のアマチュアカメラマンで賑わう。
 御田植まつり(どろんこ祭り)は、愉快な奥伊予の奇祭である。
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2007/7/20


平方どろいんきょまつり Hirakata-doroinkyo-matsuri 

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 平方(ひらかた)どろいんきょまつりは、埼玉県上尾市平方の上宿地区で毎年夏に行われる奇祭である。悪疫退散、五穀豊穣を祈念して行われる水と土の荒まつりだ。
 起源は不明だが、大正十二(1923)年を最後に途絶え、昭和四三(1973)年に復活、今に伝承されている。
 「いんきょ」と呼ばれる白木の神輿に水を掛け、大地に縦横に転がして、人も神輿も泥だらけにする迫力ある祭りだ。氏子の家では庭先に水を撒いて「どろいんきょ」の用意をする。
 夕方には、神輿を山車に見立てて芝居の主人公に扮した若衆を乗せ、町内総出で通りを練り歩く。
 午後1時半から始まるこの祭りは、最後に神輿のお山納めで締めくくる。午後9時半まで実に8時間半もかけて行われる、皆が泥だらけになってしまうという一風変わった祭りである。
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2007/1/28


信楽焼 Sigaraki-yaki Shigaraki Pottery

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 信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽町で焼かれる伝統陶磁器である。
 天平時代に聖武天皇が紫香楽宮(しがらきのみや)を造るにあたり、瓦を焼いたのが始まりで、日本六古窯の1つに数えられる。
 鎌倉時代から始まり、室町・安土桃山時代には茶道具の生産が盛んに行われた。江戸時代には登り窯によって、茶壷をはじめ多種多様な生活雑器が作られた。
 現在では生活に根ざした、土の持つ味わいを生かした製品が多く作られている。
 信楽焼の特徴は、信楽特有の土味を発揮して、登窯、穴窯の焼成によって得られる温かみのある火色(緋色)の発色と、自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいに特色づけられ、土と炎が織りなす芸術として「わびさび」の趣を今に伝えている。
 昭和51(1976)年、国から伝統的工芸品の指定を受ける。
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2006/11/29


益子焼 Mashiko-yaki Mashiko Ware

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 栃木県の益子町を発祥の地とする益子焼。民芸陶器である益子焼の特徴は、土物ならではのやわらかな味わい。手に取ると、土のぬくもりを感じることができる。
 益子焼の始まりは江戸末期。笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたのに端を発する。以来、優れた陶土を産することと東京に近い利便性から、鉢、水がめなど日用の道具の産地として発展をとげる。
 昭和に入り、陶芸家の浜田庄司が人間国宝に指定されたのをきっかけに、全国的にその名が知られることとなった。また浜田が地元の工人たちに多大な影響を与えたことで益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになる。
 現在、窯元は約380、陶器店は50。茶器や皿などの実用器としての機能美とぬくもりに魅せられた個性的な作家たちが益子に集い、腕を競っている。
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