NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/29


中津川渓谷 Nakatugawa-keikoku The Ravine of the Nakatsu River

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 中津川渓谷は、福島県耶麻郡北塩原村にある景勝地である。
 この渓谷は、吾妻山を流れて秋元湖に注ぐ、全長約10kmの中津川上流に展開している。
 標高差1000m以上の急流が作り出した滝は雄大であり、秋元湖サイクリングロードから続く散策も気持いい。
 季節では、特に秋の紅葉シーズンのコントラストが美しく、お薦めである。自然が造り出した美しい景観を、思う存分楽しむ事が出来る。夏も涼しく、避暑にはもってこいの森林浴ポイントである。
 レークラインの中津川渓谷に架かる橋からも、中津川渓谷を俯瞰する事ができる。中津川渓谷の美しさを撮るカメラマンの、絶好のポイントとなっている。
 中津川渓谷は、静かな中に落ち着いた風情を魅せる、美しい名勝地である。
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2007/1/28


三筋の滝 Misuji-no-taki Misuji Waterfall

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 三筋の滝(みすじのたき)は、滋賀県甲賀市信楽町田代を流れる山あいの清流、田代川に存在する滝である。
 名前の由来は、その名の通り滝の流れが3つに別れている事からである。滝には、東海自然歩道の休憩所も置かれている。
 落差が15mほどあり、水量が豊富で大変涼しげである。滝壺は広く、横顔がきれいな滝である。流れ落ちるその様子は、さながら動と静の妙味を感じさせる。
 滝は、静かな山間にひときわ美しい水の風景を描いており、白い水しぶきと水面を打つ水音が、訪れるものに都会では決して味わえない爽快さを運んでくれる。
 滝を堪能したら、自然歩道を散策するのも面白い。
 三筋の滝は、夏のひととき、涼を求める人々で賑わう、静謐な場所である。
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2007/1/26


桜滝 Sakura-daki Sakuradaki Waterfall

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 桜滝は、大分県日田市天瀬町にある滝である。名前の由来は、この一帯に山桜が多かったからであると言われている。
 高さ25m、幅15mのこの滝は、純白のベールのように落下する優雅な流れが魅力的である。
 合楽川沿いの河畔は、両側とも崖地となっているが、岩肌が剥き出しており、岩塊の落葉樹が美しい景観を魅せる。
 滝壺の形状は岩塊の綺麗な半円形で囲まれており、容易に遠くから見ることの出来ない、閉ざされた空間である。
 JR天ヶ瀬駅から田園地帯の中を散策しながら、5分くらいでたどり着けるいうのも良い点である。線路を跨ぎ、少し行くと水しぶきがかかるほどの間近から迫力ある滝を見ることができる。
 桜滝は、誰でも気軽に自然に触れられる、心地よい場所である。
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2007/1/12


喜如嘉の芭蕉布 Kijoka-no-basyoufu Kijoka Bashofu Textile

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 喜如嘉の芭蕉布は、沖縄手織りの中でも最古の1つであり、主に喜如嘉で織られる、沖縄を代表する織物である。
 芭蕉布は、13世紀頃にはすでに作られていたと考えられるが、人々の間に広まったのは近世になってからのことである。
 家の庭や畑に芭蕉の木を植え、主婦や娘たちが自家用の布を織っていた。19世紀に入ると絹や綿が出回るようになったが、あいかわらず芭蕉布は人々に親しまれていた。この伝統を受けついでいるのが、喜如嘉の芭蕉布である。
 1974年、国の重要無形文化財の総合指定を受ける。
 喜如嘉の芭蕉布は、軽くてさらりとした肌触りが独特で、とても風通しがよくて軽く、暑い沖縄の亜熱帯気候に最適な、現在も広く愛用されている織物である。
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2007/1/5


京うちわ Kyo-uchiwa Kyoto-style Fans

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 京うちわは地紙の中に多くの竹骨をもつ朝鮮うちわの流れを汲み、うちわ面と把手が別に作られ、「差し柄」の構造になっていることが大きな特徴である。京都の伝統工芸品として繊細優美を極め、高度な技術が伝承されてきた。
 京うちわは「都うちわ」とも呼ばれ、宮廷にも用いられ極めて優美な絵画が描かれてきた。うちわは涼をとるばかりでなく風や光塵を防いだり、顔を隠したり装飾用として、中国から朝鮮を経て伝わり、奈良時代に貴族の間で用いられたのが始まりである。戦国時代には武将の軍配としても用いられた。
 柄は孟宗竹・杉・漆塗などを用い、紙は主として美濃・土佐・越前の和紙を使う。デザインは、人物・風景・俳句・和歌をモチーフとして、描絵・版画・手染・手彫の技法を使い、伝統に裏打ちされた美を表現している。現代でも「和」の再確認により、部屋の装飾用としての商品も人気がある。
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