NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/15


庄内藩校 致道館 Syounai-Hanko Chidokan The Chidoukan Shyounai Clan School

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 山形県鶴岡市馬場町にある藩校。
 1805年、酒井家九代目藩主忠徳公が士風刷新、人材育成を目的とし創設。
 とかく「表面的なことにとらわれず、その原因、人との接点を見つめなおす努力を怠らずべし」というのがこの藩校での教えの重きところである。
 郷風を刷新するにあたり、教学を持ってすることを信念とし、自ら実践する行動を実際政治に活用した。
 当時幕府は、統制を目的にした「朱子学」を奨励していたが、庄内藩家老は、館に意見を求め、異端とされた「徂徠学」を取り入れたりした。
 文武一道を重んじることは他藩と同様であったが、「徂徠学」の導入を許可されたのは、全国でもここだけであり、まさに革新的行動であった。
 影響力があった人物としては、水野元朗、加賀山寛猛などの名が上げられる。
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2007/5/7


安藤家本陣 Andoukehonjin 

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 安藤家本陣は、宮城県刈田郡七ヶ宿町にある本陣宿。羽州街道と奥州街道を結ぶ山中七ヶ宿街道の滑津(なめつ)宿にあり、江戸時代、秋田藩や庄内藩など十三大名の参勤交代の大名宿となった。
 滑津大滝へ降りる道のほど近くに建ち、旅籠や木賃宿が立ち並んだ山中七ヶ宿街道の中で唯一、当時の面影を残している建造物といわれている。
 安藤家は仙台藩の要害であった角田城の城主角田家の家臣で、文政一二(1829)年からは安藤太郎左衛門が肝煎検断(名主)を勤めた。祖先は西国に住み、関が原の戦いで破れたのち、この地に逃れたと言われる。
 独特の切妻破風造りの玄関と、重量感のある茅葺き屋根が立派な古い屋敷である。
 安藤家本陣は、七ヶ宿街道の様子を今に伝える、大変貴重な建築物である。
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2007/1/17


鶴岡公園の桜 Tsuruoka-kouen-no-sakura Cherry Trees in Tsuruoka Park

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 山形県鶴岡市にある、鶴ヶ岡城跡地、鶴岡公園に咲く桜。
 酒井家が庄内藩主として約250年来居城とした鶴ケ岡城跡である鶴岡公園内には、堀や石垣などの文化財が点在する。樹齢数百年の老杉が城の名残りを感じさせ、もっとも人々を魅了しているといわれる、約800本の桜は「日本の桜百選」に選ばれ、県内随一の桜の名所として知られるほどである。
 その種類は「ソメイヨシノ」をはじめ「八重桜」「枝垂れ桜」など多種であり、4月中旬から一斉に花を咲かせる。
 公園西側の外堀の両岸に咲く桜は格別で、堀の水面に映り込む桜とともに、バックには残雪の鳥海山があり、カメラマンでなくとも、その姿に自然の歴史とロマンを感じずにはいられない。
 シーズンには、出店が立ち並び、全国から大勢の観光客でにぎわう。
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