NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/9


十日町明石ちぢみ Tookamachi-akashi-chijimi Tokamachi Akashi Crepe

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 十日町明石ちぢみ(とおかまちあかしちぢみ)は、独特な清涼感を持つ優雅な夏着物の代表で、新潟県十日町固有の伝統として今に受け継がれている。19世紀終わり頃、京都西陣の夏用反物の見本に、もともとあった十日町透綾(とおかまちすきや)という織物の技術を応用して技法が確立された。明治二三(1890)年に「明石ちぢみ」と命名されてから後も、防水加工など様々な改良が加えられ、昭和初期には年間二〇万点の生産量を上げて一世を風靡した。
 材料には生糸、玉糸などの絹糸を用いる。糸を糊付けしてから強い撚りを加え、最後に湯もみと呼ばれる仕上げを行うため、他のちぢみとは違う蝉の羽のような独特の「しぼ」が作り出され、これが肌にべとつかない爽やかな風合いとなる。
 豪雪地帯で湿度が高く、年間を通して強い風が吹かない十日町の安定した気象条件と、研究熱心な職人たちが生み出した逸品と言える。
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2007/4/26


帯揚げ Obi-age 

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 帯揚げは着物の着付け用の小物であり、帯の形を整える帯枕(おびまくら)にかぶせて帯を固定し、飾る布のことを指す。
 歌舞伎役者、二代目瀬川菊之丞が生み出した「路考結び」がほどけやすいことから、それを支えるために用いられたことが始まりとされる。
 その後、江戸時代末期に深川芸者が亀戸天神の太鼓橋の渡り初めの際に考案された「お太鼓結び」を支えるために使われたことから、広く知られるようになったと言われている。
 綸子(りんず)、絞り(しぼり)、縮緬(ちりめん)などの種類の布と様々な色、柄を使い分けることにより、着物や帯に美しい彩りを与える重要な小物である。
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2007/1/28


近江上布 Oumi-joufu Omi-jofu Fabric

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 近江上布は、滋賀県愛知郡愛知川町で織られる麻織物である。
 愛知川の豊かな水と高い湿度といった環境や、近江商人の活躍等により、この地方では鎌倉時代から麻織物が発展した。
 江戸時代には、彦根藩の振興によりさらに発展し、安定した地場産業となった。その頃から染めの技術も大きく進歩し、近江上布独特の上品な絣模様が生まれた。
 上布とは、江戸時代・藩侯や幕府への上納品として用いられたことから名付けられたという。
 極細に紡いだ麻糸に絣染めを施し、織り上がった反物に「しぼつけ」という独特のちぢみ加工をして仕上げるのが特徴である。
 麻は、水気を良く吸うので、身に付けると涼しく爽やかな着心地がする。
 近江上布は、伝統を守りながらも新しい技法を模索し続ける、職人の魂を紡ぐ織物である。
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