NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/10/2


南方古墳群 Minamikata-kofun-gun 

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 南方古墳群は宮崎県延岡市にある古墳。水郷の市といわれる延岡市の代表的な川「五カ瀬川」の流域に存在する。国の指定史跡である。
 古墳時代、3世紀から4世紀にかけて作られたものと考えられている。延岡市では県の史跡指定も含め120基ほどの古墳が確認されている。
 古墳には「前方後円墳」「円墳」「方墳」など様々な形が存在する。「南方古墳群24号」では、前方後円墳で「横穴式石室」を有しているのが特徴である。また「37号」では、墳丘はないものの、家形石棺が露出している市内では唯一の古墳である。
 延岡城のそばにある「内藤記念館」では南方古墳群の出土品が展示されている。
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2008/9/29


姥山貝塚 Ubayama-kaiduka 

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 姥山貝塚(うばやまかいづか)は千葉県山武郡にある縄文時代中期から後期のものといわれる貝塚である。また、国の指定史跡である。
 大正一五年に東京人類学会が行った発掘調査では、一連の住居跡から、子供1体、成人女性2体、成人男性2体の計5体の家族と思われる人骨が発見されたという。また、竪穴住居址の全容が平面的に捉えられたのは日本では初めての事であったとされる。この事が姥山貝塚を全国的に有名になったとされる。
 貝塚の大きさは東西約130メートル、南北120メートルの馬蹄型(C字型)と呼ばれる貝塚である。
 発掘された土器の多くは縄文時代中期から後期にかけてのものが多く、共同墓地と思われるものも発掘されているという。
 現在、姥山貝塚は姥山貝塚公園として市民の憩いの場所ともなっている。
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2008/5/2


糸数城 Itokazu-jou 

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 糸数城(いとかずじょう)は、沖縄県南城市玉城糸数にある城である。国指定の史跡とされる。
 築城年代は不明だが、玉城按司(たまぐすくあじ)が二男を大城按司に、三男を糸数按司に任したという伝説があり、「三山分立時代」の初期、14世紀前半の築城であろうと言われている。
 標高180m前後の琉球石灰岩の丘陵上に築城されており、城壁は野面積みと切石積みと両方用いられ、切石積の部分が最も高く約6mで、この上に立つと太平洋と東支那海が眼下に望める。
 構造的には比較的単純な城で、西側は断崖を利用し、東北東に城門をひらいており、城内の随所には遺物包含層がみられ、そこからは土器に混じって中国製品の陶磁器類が発見されている。
 糸数城は、かつて長期間にわたって使用された沖縄の城である。
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