NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/14


錦鯉 Nishiki-Goi Nishiki-goi Carp

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 錦鯉(にしきごい)は、新潟県長岡市・小千谷市周辺にて発祥、繁殖された、鮮やかな体色が特徴の、真鯉を改良して作られた観賞魚である。
 日本書紀には、景行天皇(71~130)が鯉を池に放ったという記述があり、この頃から鯉が人により飼育されていた事が伺える。
 錦鯉は、文化・文政時代(1804~1830)に、現在の新潟県長岡市・小千谷市で食用鯉の突然変異種として誕生した。
 珍しいカラフルな色合いの鯉に驚いた村人達が、観賞魚として養殖し、以来様々に改良され、現在では80種以上の品種が作られている。
 名前は、品評会で大正三色の錦鯉を見た新潟県庁水産主任官が、そのあまりの美しさに「これはまさしく錦鯉だ」と感嘆したのがきっかけとされている。
 錦鯉は、世界中で愛好されている日本が誇る観賞魚である。
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2007/1/19


鯉 Koi Koi Carp

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 原産は中央アジア。淡水魚。中国では魚類の代表とされる。黄河の竜門を、他の魚は登ることはできなかったが、鯉だけが登ることができ、神通力を得て竜となったという登竜門伝説が残り、出世魚として祝いを意味する。端午の節句に鯉のぼりを飾るのは、登竜門伝説による。
 日本書紀に、鯉が観賞の対象であった内容の記述もあり、日本では古くから観賞用として飼育されていた。また、鯉は生命力が強く、滋養に優れ、産後の肥立ちや母乳が出ない婦人への栄養食、また心臓や呼吸器の病の特効薬とされた。
 かつては鯛(たい)より鯉(こい)の方が上位とされ、祝宴には欠かせない魚であったが、鯉の腹びれは子留めの意があるとされ、婚礼にはタブーであった。
 日本の鯉は、中国から輸入されたという説があったが、琵琶湖などに野生の鯉が分布し、昔からの自然分布とされている。
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