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2008/6/6


光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭り Hikarikagayakukoori-no-bonbori-to-kamakura-matsuri 

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 光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭りは、平家の落人の里として知られる、栃木県日光市湯西川温泉の冬の風物詩とされる。毎年1月末から2月末日の約一ヶ月行われるという。
 旧栗山村(現在の湯西川地区)は、約800年前の源平の戦いに敗れて身を隠した平家の、落人伝説を伝える地域とされている。
 舞い降りる雪の中に浮かぶ氷のぼんぼりのほのかな光と、暖かいかまくらの中で、雪深い湯西川温泉ならではの風情が楽しめる。そして、夕暮れになる午後5時30分から午後9時まで、氷のぼんぼりに灯りがともされ、ファンタスティックな世界に変わるという。
 メイン会場の他にも、湯西川沿いの沢口河川敷にミニかまくらが作られ、そのひとつひとつにもろうそくの灯りがともされて幻想的な世界を体験できる。
 また、日曜祝祭日には餅つき大会も行われ、ミニかまくら作りも体験する事ができる。
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2007/10/3


梯子滝 Hashigo-daki 

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 梯子滝(はしごだき)は、北海道岩内郡岩内町にある名瀑。
 以前は岩内町市街から島牧方面へ進み、敷島内の集落を越えたところにある樺杣内覆道と鵜の岩トンネルの間のわずかな場所を流れていたが、現在はこれを迂回する新トンネルの上を流れている。
 このトンネルは、長さが4km近くあり、出口は雷電温泉手前になるため、現在は海上で船から見ることしかできない「幻の滝」である。
 高い崖から三段になって水流が流れ落ちる様は圧巻。冬には水が大きく氷結し、見事な氷瀑を見ることができる。厳しい海風が吹き付ける北海道ならではの風景である。
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2007/8/24


岩手雪まつり Iwate-yuki-matsuri 

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 盛岡の北西、雫石町の小岩井農場で開催される「岩手雪まつり(いわてゆきまつり)」は、みちのく五大雪まつりの一つに数えられている。毎年二月上旬に十日間かけて行なわれる、本州最大規模の雪まつりである。
 会場のまきば園には、大小様々な雪像・氷像が造られ、夜になると色とりどりにライトアップされて、雪原に幻想的な世界を浮かび上がらせる。
 「雪の冒険王」など、毎年違う様々なテーマで趣向を凝らす雪像造りには、自衛隊員も含めて延べ四千人程も参加するという。
 雪像には様々な工夫が凝らされており、ただ眺めるだけでなく滑り台や迷路など、子供はもちろん大人も楽しめるようになっている。ステージショーや冬の夜空を彩る花火など、雪や氷の像に囲まれながらたくさんのイベントを見つつ楽しむことができ、思わず寒さも忘れてしまいそうだ。
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流星の滝 Ryuusei-no-taki 

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 旭川市内から国道39号線を北見方面に向かい、大雪山国立公園層雲峡渓谷にある滝が流星の滝(りゅうせいのたき)である。
 流星の滝は、90mの落差から垂直に力強く流れ落ち、石狩川へと流れ込む。その勇壮な迫力ある姿から雄滝とも呼ばれる。その雄滝に対して、雌滝と呼ばれる銀河の滝が、流星の滝の左手に見える。
 銀河の滝は落差120mの高さから、層雲峡の柱状節理の岩肌に沿い、水が白糸のように覆いながら流れ落ちてくる。ふたつの滝をあわせて、日本の滝百選に選ばれている。北海道では他に5ヵ所の滝が選ばれている。
 最初、目にする遊歩道からの眺めも迫力があり素晴らしいが、少し登ったところにある双瀑台からふたつの滝を同時に眺めると、層雲峡の自然を身近に感じながら、より見事な滝の姿に出会う事ができる。
 流星・銀河の滝ともに、冬には結氷し姿を変えるが、新緑の頃、紅葉の頃、いつ訪れても見事な姿を楽しませてくれる滝である。
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2007/7/23


オホーツク海の流氷 ohotsuku-kai-no-ryuuhyou Drift Ice on the Okhotsk Sea

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 北海道のオホーツク海は、冬になると流氷に覆われることで有名だ。
 厳寒期には海面の80%が流氷に覆われる。流氷が出来始まるのは、11月中旬頃、サハリンの北、アムール川河口付近の海上。誕生した流氷は、どんどん成長しながら北風と海流に流され、2000kmの旅をして、1月中旬頃に網走の沖合いに姿を現す。
 オホーツク海は、アムール川からたくさん真水が流れ込むため、海面近くに塩分の薄い層が出来る。塩分の薄い海水は凍りやすいため、流氷が成長すると言われる。
 この遠い北の海で生まれた氷が豊富なプランクトンを運んでくるため、毛がにやサケ、マス、ホタテなどの海の幸をはぐくむのだという。
 見渡す限りの白い大氷原と波の音のしない、静まり返った時間。オホーツク海の流氷は、自然の神秘が生み出す詩情あふれる世界である。
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2007/7/20


横滝 Yoko-daki 

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 北海道の南西、渡島半島の、せたな町から日本海を左手にしながら国道229号線を北上、横滝トンネルを通過後、旧道に入る。その旧道沿いに横滝を見ることができる。
 渡島半島の最高峰、豪雪地帯の狩場山を源とする水が、沢から約30mの高さから横に広がる様に流れ落ちている様は、予想外に圧巻である。春には、雪解けのために豊富な水量を誇っているが、夏から秋にかけては、春とは違う滝のように、水量が細くなってしまう。そして冬、日本海の強風を受け、大氷柱へと変貌を遂げる。
 春から夏にかけて、轟音と飛沫を浴びながらの鑑賞から、厳冬の風の吹きすさぶ中での大氷柱の鑑賞と、四季を通じて滝の姿の変化をも楽しむことのできる横滝である。また、横滝と同じく、滝の姿の変化を見せる藻岩の滝もこの近くにある。
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2007/7/9


山彦の滝 Yamabiko-no-taki 

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山彦(やまひこ)の滝は、北海道紋別郡にある名瀑。上武利丸瀬布線から山彦の沢沿いに15分ほど歩いたところにある。
 山彦の滝は、落差約28m。岸壁からひと筋の絹糸が流れているような姿は、女性的で美しい。この滝は、裏側に回っても見られることから別名「裏見の滝」とも呼ばれているとか。まるで水のカーテンをひいたかのような涼やかな風情が楽しめる。
 真東向きでご利益が深いことから成田不動尊が祀られ、毎年7月28日には例祭の「山彦の滝まつり」が行われる。
 1~2月の厳冬期には、滝が1本の柱となって氷結し、見事な氷柱が現れ、幻想的な景観を楽しむことができる。
 この滝から散歩道を500mほど歩いたところに「鹿鳴の滝」があり、両方併せて見に来る観光客も多いという。
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2007/6/21


六月 水無月 Rokugatsu Minazuki June, Minazuki

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 六月は水無月(みなづき)という別称がある。
 旧暦では、梅雨が終わった時期であるため「水が無い月」から、とされる説のほか、田植えが終わり田に水を入れる月であるという、全く逆の説、そして「無」は「の」にあたる助詞であるため「水の月」と意味づけられる説など、諸説ある。
 とはいえ現在の暦では、六月は入梅にあたり雨の多い月、というイメージから水の月という言葉がしっくりとおさまるようになったようだ。
 京都では昔、氷がなかなか手に入らなかった時代があったことから、毎年六月三〇日に氷に見立てたお菓子である水無月を、無病息災を祈願し食す習慣がある。
 六月も下旬を迎えると「夏至」を迎え、梅雨が明けるとすぐに暑い夏がやってくる。
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