NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/2

加賀繍 Kaga-nui Kaga-nui Embroidery

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 石川県の加賀地方に伝わる刺繍縫い。
 室町時代、仏教の布教と一緒に加賀地方に加賀繍の元となる技法が、京都から伝わってきた。それは主に僧侶の袈裟や仏前の打敷(うちしき)の装飾の技法であった。
 この技術が伝承・発展し、藩政時代に入ると、藩主の装飾品や陣羽織をに施され、さらに女性の着物にも用いられるようになった。
 加賀藩主は歴代、文化学問を重んじ、加賀繍を手厚く保護した。加賀の金箔、加賀の友禅と並び加賀の繍は、独自の完成を遂げる。
 金糸・銀糸・絹糸を巧みに使い、その図柄を立体的に布から浮かび上がらせる。繊細な技術から生まれるおくゆかしくも華麗なその刺繍は、現在でも装飾品や、帯、着物に施される。
 ひと針ひと針、丹精込めて作られるのは今も昔も変わりがなく、当然ながら全て一品ものである。

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住所
921-8015 石川県金沢市東力 1-130
名前
石川県加賀刺繍共同組合
電話
0762-91-5150
email
info@kaganui.or.jp
HP
http://www.kaganui.or.jp/




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