NIPPON Kichi - 日本吉

2008/8/11

落語 Rakugo 

Jp


 落語(らくご)は、日本の話芸の一種で、代表的な大衆芸能の一つである。何人かの登場人物や状況描写などのすべてを一人の話者が行い、物語は二人以上の掛け合いで進行する事が多い。
 話者は、高座という観客より少し高い位置に座り、観客に向って噺す。身振り手振りのしぐさを使い、声音を上手に使い分けて、笑いや涙を誘う。
 話の最後に「落ち」をつけて終わるところから、落語と呼ばれるようになったという。
 起源は、室町末期の戦国大名が相談役兼話相手として召し抱えた御伽衆(おとぎしゅう)とされ、江戸時代になると安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)らの御伽衆が活躍し、小咄をまとめた「醒睡笑」が出版された。
 その後、落語は上方で発展してゆき、寛政一〇(1789)年、江戸に三笑亭可楽、三遊亭円生、上方に桂文治が登場し、定席が設けられるようになって落語は一気に庶民に広まった。
 落語は現在でも、主に寄席(よせ)と呼ばれる劇場で公演されている、人気の伝統芸能である。

この記事をお気に入りに、追加します

名前
落語




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter