|
福島県会津若松市などに伝わる代表的な郷土玩具に、赤べこ(あかべこ)がある。
東北地方の方言で「べこ」は、牛を表すので、赤色の牛という意味になる。体の赤い色は、魔除けの効果があると云われ、縁起物として親しまれている。
1200年程前の807年に、会津柳津の圓蔵寺で徳一大使によって福満虚空蔵尊が建立された。その際、只見川などの上流の村から大量の材木が寄進され運ばれた。しかし、只見川は特に水量が豊富だった為、かなり難しい作業になってしまった。すると、どこからともなく牛の群れがやってきて、材木の運搬を手伝ってくれたという。重労働で多くの牛が倒れていく中で、最後まで働き通したのが赤色の牛だったと云われている。その赤色の牛にあやかり、昔から子供の誕生には壮健を祈り、また疫病除けとして贈られる様になった。
東北地方の方言で「べこ」は、牛を表すので、赤色の牛という意味になる。体の赤い色は、魔除けの効果があると云われ、縁起物として親しまれている。
1200年程前の807年に、会津柳津の圓蔵寺で徳一大使によって福満虚空蔵尊が建立された。その際、只見川などの上流の村から大量の材木が寄進され運ばれた。しかし、只見川は特に水量が豊富だった為、かなり難しい作業になってしまった。すると、どこからともなく牛の群れがやってきて、材木の運搬を手伝ってくれたという。重労働で多くの牛が倒れていく中で、最後まで働き通したのが赤色の牛だったと云われている。その赤色の牛にあやかり、昔から子供の誕生には壮健を祈り、また疫病除けとして贈られる様になった。
[+ADDRESS] |