NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/28

のれん Noren Noren Curtain

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 主に、商家の店先に掲げ、元来は日よけを目的としていたが、やがて店の象徴となり、商売の信用や権利までも表現するようになる。
 歴史をさかのぼれば奈良時代に既に存在した。平安時代になると、京都の商家の店先にのれんが掛けられていたという記録が残る。鎌倉時代には、商家以外の家の屋内でも、調度品として使用されるようになった。
 江戸時代に入り、のれんに模様を描くことが盛んになり、さらに商家のシンボルとしての役割が強くなる。武士にとっては刀、商人にとってはのれんが魂となった。
 一般的には、染めたのれんの色で商売がわかるようになっていた。白地は菓子屋、紺は呉服・酒屋、橙色は薬屋といった決まり事があった。

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のれん




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