NIPPON Kichi - 日本吉

2008/6/25

乙字ケ滝 Otsuji-ga-taki 

Jp


 乙字ケ滝(おつじがたき)は、福島県石川郡玉川村にある、落差6m、幅100mの滝である。日本の滝百選の一つに選ばれている。
 那須連峰に源を発する阿武隈川が、国道118号の境に石英安山岩質凝炭岩の断層を作っており、水が乙字の形をして流れ落ちている滝で、名称はここから来ている。
 水かさを増すと100mの川幅いっぱいに落下する様から、小ナイヤガラの滝とも言われる。
 元禄二(1689)年には俳聖松尾芭蕉が訪れ、その時に詠んだ「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の句碑が滝見不動尊御堂の傍らに建立されており、他に聖徳太子石像なども建ち、全体が公園として整備されている。
 滝の左岸にある乙字ヶ滝遺跡は、約2万年前の石器、石斧などが出土しており、須賀川市で最も古い遺跡とされる。
 乙字ケ滝は、自然の雄大さを感じられる滝である。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
963-6316 福島県石川郡玉川村竜崎滝山
名前
乙字ケ滝
電話
0247-57-4629




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter