NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/9


えれこっちゃみやざき erekotcha-miyazaki Ere-kotcha Miyazaki Festival

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 宮崎市制60周年を記念して1984年に始められた「宮崎ふるさとまつり」をリニューアルし、新たに2002年から始められた「まつりえれこっちゃみやざき」は、日本の伝統的なお祭りで見られる盆踊りと、現代のダンススタイルをコラボレーションした新しいタイプの祭りである。
 7月の終わりの2日間、宮崎民謡などに合わせて約1万人が参加する「市民総踊り」とダンスコンテストの「えれこっちゃみやざき」をメインに、踊りやダンス、パフォーマンスなど九州各地から様々な踊りの集団が集まり、宮崎市の中心街等で暑い夏を体全体で表現する。
 「えれこっちゃ」は宮崎の方言で「えらいことだ」の意味を表すが、文字通り大変な賑わいを見せてくれる。
 その他にも、県内の太鼓グループによる「太鼓舞台」や宮崎の豊かな食材に出会える「キッチンガーデン」など、お祭り気分を十ニ分に満喫できる。
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2007/4/3


ちんこんかん Chin-kon-kan Chin-kon-kan Dance

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 毎年8月16日、新倉町牛神社(大須賀神社)の例祭日に奉納される踊り。
 赤い衣装と鬼面をつけ小さな破魔弓を持った大鬼と、六尺棒を持った小鬼が大太鼓、小太鼓、鉦にあわせて力強く踊る。
 この牛神社は死んだ牛を祭るために天文年間(1532〜1555)に建立されたと伝えられており、しだいに雨乞いや虫よけの祈りも兼ねてこの踊りを奉納するようになった。
 一名「ちっこんかん」ともいい当て字で「竹根幹」とも記すが、この名称はおそらく楽器の音による命名と思われる。
 昭和34(1959)年、県無形民俗文化財に指定された。、
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2007/1/26


日田祇園祭 Hita-gionmaturi Hita Gion Festival

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 日田祇園祭(ひたぎおんまつり)は、大分県日田市で行われる厄除けの神事である。
 日田祇園祭は、疫病や風水害を払い、安泰を祈念する勇壮な夏の祭りである。およそ300年前に厄除けの神事として隈地区、豆田地区で始まり、やがて本格的な曳き山が作られ、祭りも大きくなり、現在に続いている。
 1988年、90年ぶりに復活した高さ10mの山鉾は圧巻である。9基の山鉾が昼夜市内を巡行し、絢爛豪華さを競う。
 山鉾の巡行に欠かせないのが祇園囃子で、篠笛、太鼓、三味線が奏でる音色も独特である。また、JR日田駅前に9基の山鉾が一同に集合する祇園山鉾集団顔見世も見ものである。
 1996年、国より重要無形民俗文化財の指定を受ける。
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2007/1/11


四ッ竹 Yotudake The Yotsudake Bamboo Instrument

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 四ッ竹とは、琉球舞踊「ちゃーびらさい」などを踊る時に使う、沖縄の楽器である。
 四ッ竹は、4枚の竹を2枚づつ両手に持ち、打ち鳴らす楽器である。本来竹だけで使うものだが、近年はゴムで指に止めて使う事が多い。
 四ッ竹を使った踊りは、四ッ竹踊りとも言い、女踊りには四ッ竹を取り入れた綺麗な踊りも存在する。
 この四ッ竹を使い踊る「ちゃーびらさい」とは、沖縄の言葉で「ごめんください」という意味があり、四ッ竹を打ち鳴らしながら軽快に、優雅に踊るさまは、まさに沖縄の風土的な踊りと言える。
 四ッ竹は、最近では京都の新作踊り「京炎そでふれ」でも使用されており、琉球文化が本土にも波及していく好例と言えよう。
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黒島口説 Kurusimakuduti Kurushimakudouchi

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 黒島口説(くるしまくどぅち)とは、沖縄県の八重山諸島に連なる小島、黒島に伝わる踊りながら歌う島唄である。
 「島うた紀行」によれば、黒島口説は、19から20世紀にかけて、唄と踊りが作られたとある。
 八重山芸能の中でも特異で、本土の影響を受けた七五調の歌詞は黒島の習俗を歌い、コミカルで生き生きとした舞踊曲となった。
 軽快なリズムに乗せて歌われる黒島口説は、白の手ぬぐいを前結びにして頭を包み、芭蕉衣にミンサー帯を締め、裸足といった島の娘の着付けで踊られる。
 口説をこのような着付けで踊ることも「黒島口説」の特色だが、何といっても口説囃子を踊り手自身が高らかに囃しながら踊る所に大きな魅力がある。
 黒島口説は、日本でも大変特異な、ユーモラスで楽しい歌であり、踊りである。
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2007/1/10


むぎや祭り Mugiyamatsuri Mugiya Festival

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 毎年9月中旬の2日間に富山県南砺市で行われる民謡行事「むぎや祭り」。哀調沁みる麦屋節ときびきびした直線的な振りは格調高く、凛とした風格が窺える。
 約800年前、権勢と栄華を極めた平家一門は屋島・壇の浦の合戦に敗れてついに滅亡。平家一門は安住の地を求めて人里離れた越中五箇山に住み着いた。都をしのび農耕の合間に唄い踊ったのが「むぎや節」の起こりと伝えられる。発祥は能登半島の輪島で、素麺作りの際に唄われていた作業唄であったという。能登と越中を往来した麦商人や、輪島素麺の職人などにより、能登麦屋節や「まだら」という祝儀唄が、越中の礪波平野を越え、五箇山へ入り、越中麦屋節になったとみられる。
 現在では一般市民のパフォーマンスを競うイベントも開催、城端別院善徳寺境内に設置された特設ステージでむぎや踊り競演会が行われる。
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