NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/1


法起寺(世界遺産) Houki-ji Hokiji Temple

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 法起寺(ほうきじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の寺院。
 斑鳩の里には、世界遺産・法隆寺をはじめ法輪寺、中宮寺など、聖徳太子ゆかりの古代寺院が存在し、この地が早くから仏教文化の栄えた地であったことがわかる。この地は聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地と言われ、舒明(じょめい)天皇十(638)年、太子の遺言により、子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりとされている。
 伽藍は、金堂と塔の位置が法隆寺と逆になった方式で、「法起寺式伽藍配置」と呼ばれる。なお、創建当時の建築で現存するものは三重塔のみ。現存する三重の塔の中ではわが国最古のものである。
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2007/1/29


大坂弘道(人間国宝) Oosaka Hiromichi Hiromichi Osaka (Living National Treasure)

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 昭和十二(1937)年、鳥取県倉吉市に生まれる。平成九(1997)年に「木工芸」で重要無形文化財(人間国宝)に認定された。
 東京学芸大学美術科を卒業後、東京の公立学校教諭のかたわら、人間国宝・氷見晃堂氏らに師事。唐木指物などの木工技法を学ぶ。技法に研鑽を積み、やがて日本伝統工芸展で受賞を重ねるまでになった。
 宮内庁から正倉院宝物摸造を委嘱されたのが昭和55年。氏が四十三歳のときである。これを機に学校を退職し、本格的に復元制作に専念。昭和61年に「紫檀(したん)木画箱」の復元摸造を完成させ、正倉院に納めた。
 正倉院の研究成果を応用した木画、透かし彫りなどにさえた技を発揮し、黒柿(こくし)や紫檀(したん)などの素材の特色を活かした多彩な作域が高い評価を得ている。
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