NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/18


猿ヶ石川 Saru-ga-ishi-gawa The Sarugaishi River

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 猿ヶ石川(さるがいしがわ)は岩手県中南部を流れる川である。
 北上川水系の一級河川であり、流路延長73キロ、流域面積952平方キロメートルとされる。
 岩手県遠野市と花巻市の境に位置する薬師岳(標高1645メートル)を源とし、小烏瀬川、早瀬川、小友川などの支流が合流する。
 途中には、柳田国男の「遠野物語」で知られる民話のふるさと・遠野、レジャーが楽しめる田瀬湖や泣き相撲が有名な花巻市東和を通り、宮沢賢治が名付けたイギリス海岸付近の北上川に流れこむ。
 また、アユ、ヤマメ、ウグイ、イワナなどの漁場・釣り場としても有名である。
 猿ヶ石川源流域は、高山植物の宝庫・早池峰国定公園の一部であり、大小さまざまな滝などの、美しい渓谷美が見られるのも特色である。
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2007/3/29


遠野しし踊り Toono-shishi-odori 

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 遠野しし踊りは岩手県遠野市に伝わる民俗芸能である。
 柳田國男の著書「遠野物語」の序文にも記された、遠野地方独特の踊り。
 江戸時代、参勤交代の帰途の際、駿州掛川で南部藩の家臣がその地に伝わる踊りに夢中になり、行列から遅れたことを問うた藩主に踊りを見せ、許されたことが縁起であるとされる。
 ししと呼ばれる架空の獣の面をかぶり舞い踊る。ししは大きな目と角を持ち、どろの木を削って作った「かんながら」のたてがみを振り乱して人と争うが、人を傷つけることはしないという。
 踊りの際に落ちたかんながらは縁起物とされ、拾ったものには福が訪れると言う。
 遠野地方各地に伝わり、現在も物語に記された舞が踊られている。
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