NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/14


康楽館 Kouraku-kan 

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 康楽館(こうらくかん)は、明治四十三(1910)年、銅や亜鉛、鉛の鉱山として栄えた小坂鉱山の厚生施設として作られた、木造の芝居小屋である。秋田県鹿角郡小坂町に位置する。
 歌舞伎、新劇、映画等の公開、上演が行われてきたが施設の老朽化やテレビの普及などで衰退、昭和四十五(1970)年には使用を停止されたが、昭和六十(1985)年に市民の手により再興され、現存する日本最古の芝居小屋として、いまも公演が行われている。
 和洋折衷の造りであるが、舞台には花道、切穴、回り舞台などが揃っており、全て人力で稼動する。
 国重要文化財、秋田県指定有形文化財に指定され、明治の息吹を感じながら公演を見ることができる建物である。
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2007/10/9


川原毛地獄 Kawarage-jigoku Kawarage Jigoku

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 秋田県の川原毛地獄(かわらげじごく)は、青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つに数えられている。
 大同二(807)年に同窓和尚が開山したと伝えられる江戸時代より栄えた硫黄鉱山の跡で、灰白色の溶岩に覆われた山肌のいたるところから水蒸気が噴出し、鼻をつく強い硫黄臭があたりに漂う。草木の生えない荒涼とした光景は、まさに鬼気迫る地獄絵図を思わせる。標高は約800m。エリア内には「血の池地獄」「剣地獄」「馬喰地獄」「針山地獄」「盗人地獄」など、大小136もの地獄があるという。
 ここから湧き出た高温のお湯は、下流にある高さ約20mの川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)に流れ落ちる頃には温度が下がり、滝壺は天然の露天風呂として人々に親しまれている。
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2007/7/30


紙風船上げ Kami-fuusen-age 

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 紙風船とは言っても、これは子供が手の平に乗せて遊ぶ風船ではない。直径が1m以上、長さが8m以上にもなるという巨大な紙風船である。
 願い事や錦絵の書かれたその風船に、タンポと呼ばれる石油を染み込ませた布玉を固定して火をつけ、熱気球にしてしまったものが、西木町の「紙風船上げ(かみふうせんあげ)」である。
 毎年旧暦一月一五日、新暦の二月一〇日の夜に行われる年中行事で、武者絵や美人画が描かれ灯火をつけた巨大な紙風船が、ふわりふわりと冬の夜空へあがってゆく様は、美しくもどこかほっとさせられる光景である。
 起源や由来を記された歴史的資料はないが、江戸時代に鉱山技術の指導に来た平賀源内が教えたという話が伝えられている。以前は「五穀豊穣」や「無病息災」を祈願したが、現在では「家内安全」や「商売繁盛」などが祈願される、願いが込められた紙風船である。
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2007/6/26


歌才湿原 Utasai-shitsugen 

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 歌才(うたさい)湿原は、北海道寿都郡黒松内町歌才にある高層湿原。
 広い湿原ではないが、道南地方には珍しい高層湿原で、国道沿いの低地にあるのに鉱山の湿原のような草花が見られる。
 6月にはエゾカンゾウが咲き乱れ、辺り一面オレンジ色の絨毯を敷きつめたかのような景観が楽しめる。同時期に、イソツツジやワタスゲ、ホロムイイチゴ、コバケイソウなどの白い可憐な花々も咲きそろう。
 湿原は「ひと踏み百年」といって、元に戻るまで100年もの歳月がかかるそうだ。だから、湿原内に踏み入ることは禁じられている。
 歌才湿原は、大切に守り育てていきたい、やすらぎの場所である。
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2007/6/25


金山の滝 Kanayama-no-taki 

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 北海道東部、根室支庁管内にある標津町を流れる一本の川。それが、名峰斜里岳を源とする忠類川だ。
 その川の上流にあるのが金山の滝である。
 男滝と女滝の二つがあり、全幅30mにも及ぶ雄大な流れは、あまり高くない落差を補って余りある迫力を持つ。
 山女釣ファンにとっての垂涎の的である場所だが、その轟音を発する急流はベテラン釣師でさえ、減水期でなければ近づくことも容易ならざる場所だ。
 自然の色濃く残る地域でもあり、エゾシカやキタキツネの姿を見ることが出来るかもしれない。また、秋には見事な紅葉と美瀑を同時に楽しめる格好のスポットでもある。
 ここは元々は根室金鉱山への入り口であり、根室アイヌ酋長ヨコウシの埋蔵金伝説が残る場所でもある。
 紅葉の合間を縫って、爆音を立てて落ちる急流を見ながら埋蔵金伝説に思いを馳せる。
 ただ、あまり埋蔵金に執着すると、狐に化かされてしまうかもしれないが。
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2007/6/20


美笛の滝 Bifue-no-taki 

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 美笛(びふえ)の滝は、北海道・支笏湖に流れ込む千歳川の支流、モンルウン美笛川にある段瀑である。
 地元でもあまり知られていなかった滝だが、近年やっと国道沿いに看板が立ったほどの、手付かずの自然の残る「秘境」である。
 支笏湖から国道276号線を大滝方向へ向かい、美笛トンネルを過ぎてさらに進むと千歳鉱山跡地が見える。ここが美笛の滝の入り口である。ここから林道を1キロほど登り、徒歩約20分で美笛の滝に着く。
 落差は約50m。階段状の岩肌に白糸のように水が流れ落ちる様は迫力があり美しい。春にはヤマザクラ、秋は紅葉、冬は雪景色。山里に訪れる四季の風情は見事である。特に冬に氷結する美笛の滝は素晴らしく、白く静止する滝、青い空、白い雪、岩肌と、静謐で幻想的な世界が眼前に広がる。
 美笛の滝は、これからも守り抜かなければならない自然を抱く、「やすらぎ」の場所である。
 
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2007/6/5


札幌 手稲山 Sapporo Teine-yama Mt. Teine

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 札幌の手稲山(ていねやま)は、北海道札幌市西区~手稲区に跨る標高1023・7mの山である。
 手稲山は、アイヌ語で長い断崖という意味の「タンネウェンシリ」と言われていたが、和人は近くにあった「テイネイ」という、濡れている所を意味する名から手稲山と名付けた。
 明治以後、鉱山として開発され、最盛期には金・銀・銅・亜鉛・テルルなどの出鉱量は約6万トンにものぼり、東洋一の鉱山と称されたが、やがて縮小・閉鎖された。
 昭和三(1926)年、日本初のスキーヒュッテが建てられた。
 ヒュッテとはドイツ語で「山小屋」の意味で、北海道の山スキー発祥の地と言われる由縁となった。
 昭和五三(1978)年、老朽化のため閉鎖されたが、その後有志により復元新築されている。
 手稲山は、かつては鉱山として、今はスキーで有名な山である。
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2007/5/7


金華山黄金山神社 Kinkasan-Koganeyama-Jinja 

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 金華山黄金山(きんかさんこがねやま)神社は、宮城県石巻市鮎川浜沖に浮かぶ島「金華山」にある神社である。金華山の島全体が神域で、野生の鹿が生息する。祭神は鉱山の神である金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山毘売神(かなやまびめのかみ)、そして天神八百万神、地神八百万神である。
 もともとは海神を祀る神社であったと考えられている。中世から修験道場となり、弁財天を安置し金華山大金寺と称するようになってからは、女人禁制の島となり、出羽三山・恐山と並び東奥三霊場に数えられるようになった。
 明治二(1869)年、神仏分離令により金華山大金寺は黄金山神社となり、山頂奥院には市杵島姫神(仏号弁財天)が祀られ、女人禁制も解かれた。
 本尊は金銀財宝・開運の神で、3年続けてお参りすれば「お金に不自由しない」といわれる。
 金華山黄金山神社は、地場の信仰厚い霊験あらたかな神社である。
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