NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/26


イワオヌプリ Iwaonupuri Mt. Iwaonupuri

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 北海道ニセコアンヌプリ火山群
のひとつ、イワオヌプリ(硫黄山)。標高1116mと低い山ながら、山頂からの絶景が評判を呼び、手軽な登山ができる山としてハイカーたちに人気だ。
 山頂まではわずか1時間と、登山では初級者向けの山である。登山開始直後の上り坂がややきついが、登りきると平坦な道が続く。途中、名もない沼やコケモモなどの植物があり、自然の息吹を感じながら歩くことができる。30分ほどで視界が開け、山頂が見えてくる。山頂からは、360度の展望が開け、目の前にアンヌプリが鎮座、その左側には倶知安の田園風景、ワイススキー場、ニセコ大沼と、晴れやかな光景が眼下に広がる。
 イワオヌプリは紅葉の季節が美しい。燃えるような赤と鮮やかな黄色が織り成す眺めは錦絵のようだ。また、冬にはスキートレッキングのメッカとして、上級スキーヤーたちが大勢訪れる。
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2007/7/31


北海道 鏡沼 Hokkaido Kagami-numa 

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 鏡沼は、北海道のニセコアンヌプリの北斜面にある、鏡のように静かな円形の沼。
 周囲は高山植物の宝庫で、夏にはワタスゲやツルコケモモ、ホロムイイチゴ、イソツツジなどが群生を作る。紅葉の時期も素晴らしく、名前の通り鏡のような澄み切った沼に周りの景色が映り、息を飲むほど美しい。
 地元ではこの世の楽園と呼ばれ、神秘的な眺めと高山植物の美しさは折り紙つき。一年を通して、湿原に敷かれた木道を散策する人々が絶えない。
 鏡沼は、手付かずの自然を楽しめる、これからも大切に守っていきたい北の大地の宝物である。
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2007/7/13


恵庭岳 Eniwa-dake Mt. Eniwadake

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 アイヌ語で先の尖った山、という意味をもつ「エエンイワ」と呼ばれる恵庭岳(えにわだけ)は、北海道西部・石狩平野の南西部に位置し、支笏湖の北側に鎮座している。標高1320mの活火山で、武者兜に似た整った円錐型の山容が特徴で、道央のどの地域からでも眺める事が出来る。
 恵庭岳には自然の奥深さと変化に富んだ風景があり、樹木に覆われ太古の姿を残した山裾や荒々しい火山岩が剥き出していて、噴煙が棚引く中腹、そして荒涼とした山頂には可憐な高山植物が広がっている。
 何よりも山頂から眼下に広がる支笏湖の全景と、石狩平野のスケールの大きさを実感できる展望は圧巻で、言葉に言い表せない感動がある。
 また、振り返ると北海道三大秘沼の一つ「オコタンペ湖」の神秘的なコバルト・ブルーの輝きが眼下に広がり、空気の澄んだ日には遠くのニセコ連山や蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山を眺める事が出来る。山間部は支笏洞爺国立公園内にあり、夏場は多くの登山者で賑わう。
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2007/6/27


長万部岳 Oshamanbe-dake 

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 長万部岳(おしゃまんべだけ)は、北海道の瀬棚郡今金町~山越郡長万部町にそびえる標高972・4mの山である。
 ほぼ町内最内陸部にそびえる。標識が十分に整備され、誰でも安心して登山を楽しめる。
 快晴の日には遠くに羊蹄山・ニセコ、狩場山やカニカン岳、そして日本海から太平洋までどんと見渡せ、町外の山好きからも評価が高い山である。
 素晴らしい眺望は、登山途上に見られる高山植物やキタキツネ、野鳥の姿などの豊かな自然とともに、大きな魅力となっている。
 名前はアイヌ語で川尻が横になっているという意味の「オサマムペツ」もしくはヒラメのいる所の意味の「オ・シャマンベ」から来ているとされる。
 長万部岳は、秋には渓流に沿った紅葉が特に美しい山である。
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2007/6/26


コックリ湖 Kokkuri-ko Lake Kokkuri

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 何とも奇妙な名前のこの湖は、北海道は積丹半島の南、蘭越(らんこし)町ニセコエリアにある湖沼群中最西端に位置する最大の湖。
 気になる名前の由来だが、蘭越町史によると、明治二七年に発見者の吉崎由太郎氏が付けたとされている。当時、秘境とも言えたこの地は狐・狸など野生動物のすみかで、狐狗狸(こくり)を占いの「こっくりさん」の語呂とあわせて「こっくり」と読ませ、狐狗狸湖とし、それがいつの間にかカタカナ化した、とされている。
 樹齢200年を越えるダケカンバなどの原生林に周囲を囲まれたコックリ湖は、まさに秘境のたたずまいを見せる。標高は550メートル程で、湖にはフナやコイなどの他に、エゾサンショウオが多数生息している。
 風のない波静かな日には、対岸の景色が逆さに映り込んで美しい、神秘的な湖である。
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2007/6/7


ニセコ 大湯沼 Niseko Ooyu-numa Niseko Oyunuma Pond

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 ニセコの大湯沼(おおゆぬま)は、北海道磯谷郡蘭越町にある沼である。
 チセヌプリスキー場の麓にある湯本温泉郷に存在し、沼自体が温泉の源泉となっている。
 南北90m、東西50mほどの大きさを持つ熱湯の沼で、周囲には3、4分で1周できる遊歩道が敷かれている。
 ボコボコ湧き出す湯源の表面に浮く黄色い湯花は、球状硫黄と呼ばれ、学術上大変貴重なもの。
 湯温の平均は70度ぐらいで、一番熱いところでは360度もの温度があり、白い湯気と硫黄の匂いが立ち込め独特の雰囲気を作っている。
 ニセコの大湯沼は、四季折々に変化する美しい自然に囲まれた景観を持つ、ニセコ観光の名所にもなっている沼地である。
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2007/6/6


北海道 弁慶の刀掛岩 Hokkaidou Benkei-no-katanakake-iwa 

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 弁慶の刀掛岩(べんけいのかたなかけいわ)は、北海道・積丹半島の付け根の岩内町と蘭越町の境にあるニセコ連峰西端の雷電山が海になだれ落ちる所にある、岩内町の名所。
 その昔、弁慶が義経に従って北海道に渡り、雷電峠にさしかかった時、ふたりとも大変疲れていたので休もうとしたが、弁慶の刀があまりにも大きく置くことができないので岩をひねって刀掛を作り、そこへ刀を掛けて休んだという伝説が残る岩である。
 近くには、「生まれ出づる悩み」で雷電を讃えた一節を刻んだ有島武郎文学碑があり、この碑から望む弁慶の刀掛岩は、絶好の撮影スポットとなっている。
 夕日に浮かび上がる眺めは特に美しく、いさり火とともに幻想的な風景を楽しむことができる。
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2007/6/5


ニセコ連峰 Niseko-renpou The Niseko Mountains

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 ニセコ連峰は、北海道虻田郡倶知安町と岩内町に跨る、標高1308mのニセコアンヌプリをはじめとした、1000m級の山々が連なる山岳地帯である。
 積丹、小樽方面を含め、山と水と海岸の変化に富んだ景観から、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。
 主峰・ニセコアンヌプリには3カ所のスキー場があり、年間約70万人のスキーヤー・スノーボーダーが訪れるスポットである。
 大小さまざまな湖沼群が点在し、神秘的ながらも爽やかな景観を造りあげており、東に位置する標高1898mの羊蹄山の姿ともあいまって、北海道を代表する景観の一つと言われている。
 周辺には五色、湯本、昆布温泉など、多くの泉質が違う温泉があり、これらを巡る観光客の姿も絶えない。
 ニセコ連峰は、素晴らしい景色とスキーの聖地と言われるほどのスキー環境を誇る場所である。
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