NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/14


細見華岳(人間国宝) Hosomi Kagaku 

Jp

 大正一一(1922)年兵庫県生まれ。織物師。
 昭和一二(1937)年、十五歳の時に京都西陣の織物師、波多野諦観に師事。綴れなど、各種の織の技術を学ぶ。
 昭和二四(1949)年には独立、綴織工房を立ち上げる。その後は喜多川平朗や森口華弘に指導を受けながら、社団法人日本工芸会に所属し、綴や絽、紗、交織など様々な織技法作品を日本伝統工芸展を中心に発表していく。
 そうした活動の中、昭和三九(1964)年には日本伝統工芸染織展にて日本工芸会会長賞、昭和六十年には日本伝統工芸展で同賞に輝くなど、その匠の技術は高く評価され、平成九(1997)年に綴織の重要無形文化財保持者に認定、人間国宝となった。
 綴織は日本人の持つ指先の感覚が重視される技法だといわれる。
 氏の作品は、永年培われたそうした高度な製織技術の確かさの中に、現代的で気品に満ちた温雅な作風を感じられる逸品として、高く評価されている。
 匠の手により、今日もまた伝統が綴られていく。
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2007/1/30


有職織物 Yuusokuorimono Yusoku Weaves

Jp En

 有職織物(ゆうそくおりもの)とは、平安時代末期から近世まで、公家装束や調度に用いられた有職文様を織り出した織物のこと。
 その織の紋様は、錦、綾、浮織物、二陪織物、紗など。この技術は、幾多の曲折を経ながら、皇室の儀式用服飾・神官式服・袈裟・神宝などにより伝えられ、今日に至っている。 文様の美しさもさることながら、色の美しさが魅力の織物である。
 有職織物の第一人者である喜多川俵二(1936〜)、平成11年(1999年)に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。氏は京都西陣の老舗「俵屋」の喜多川平朗(人間国宝認定者)の次男として生まれ、昭和六十三(1988)年、俵屋18代を継承。平成の天皇即位の礼、秋篠宮殿下のご成婚など皇室の儀式用服飾も手がけ、その技量は高い評価を得ている。現在では、「有職織物を一般の人にも浸透させたい」と、帯の製作にも精力的に取り組んでいるという。
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2007/1/12


鈴田滋人 Shigeto Suzuta Shigeto Suzuta

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1954年6月、佐賀県鹿島市生まれ。染色作家、日本工芸会正会員。
 大正以後途絶えていた「和更紗」(わさらさ)のひとつ、「鍋島更紗」の復興に尽力した父、照次の後を継ぐ。
 「鍋島更紗」は和更紗のなかでも唯一、木版や紙型を使用して染色する独特の技法が有名で、格調高い作風が特徴。滋人は父が復興した技法を守りながら新しい作風を構築し、第45回日本伝統工芸展でNHK会長賞を受賞するなど、各方面で高い評価を得ている。
 自身の工房で染織物の制作に注力するかたわら、「殺伐とした世相に潤いを」と父が考案した、「のごみ人形」にも精を傾けている。この人形は干支の動物などをモチーフにした素朴な土鈴で、その小ささと可憐な色彩が好まれ、マスコットとして人気がある。1963年、2001年の2度にわたって、年賀切手のデザインにも採用されている。
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