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2008/4/4


雄飛滝 Yuuhi-daki The Yuhidaki Waterfall

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 静岡県の伊豆市修善寺町北端にある山田地区に、雄飛滝(ゆうひだき)がある。
 沼津と修善寺の境にある滝で、全長30メートルあり、上段20メートル、下段10メートルに分かれている。
 この地方独特の地層で、石を積み上げた様な岩肌を流れる美しい雄飛滝は、滝の下に不動明王を祀っている。
 近くの山道には八重桜の並木があり、4月の下旬に満開の花を咲かせる。また滝へ降りる道沿いにはあじさいが植えられ、6月には別の美しい姿を見せる。
 また冬になると見事な氷柱となってあらわれ、上から突き刺さるような感じで尖った先端がこちらを向いている状態がみられる。普段激しく落ちる滝が、時が止まったような氷柱となり、夏と冬では全く対極する景観となる。
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2008/2/29


さつま町 観音滝 Satsuma-cho Kannon-daki 

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 観音滝(かんのんだき)は鹿児島県薩摩郡さつま町の川内(せんだい)川支流にある、落差約18メートルの三層の滝である。
 両脇を囲むように深い茂みに覆われ、黒い岩肌を豊富な白水が滑り落ちていく。滝壺が広く、対岸にある展望所では景色をゆっくり堪能することができる。
 通常期はその清流の爽やかなせせらぎを求め、そして紅葉の時期には、写真を取りに三脚を手にした多くの観光客でにぎわう。
 観音滝周辺には、ロッジ、キャンプ場、河川プール、や観音滝温泉など多くの設備があり、滝を見た後はゆっくりそれらを回ることもできる。
 観音滝は、幅広い年齢層の人々が集まる憩いの場所である。
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2008/2/5


鮎壺の滝 Ayutsubo-no-taki Ayutsubo Falls

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 長泉町の市街地にある鮎壺の滝(あゆつぼのたき)は、黄瀬川の中流にある。鮎がここで止められるので鮎壺といわれるようになったという。
 富士溶岩流の断崖につくられた滝で、落差九メートル、幅六五メートルあり、流量は毎秒三~七トンである。
 溶岩の間から流れ落ちる風景は見事で、滝壺が藍のように青いことから別名「藍壺の滝」、また滝の後方にそびえる富士山が絶景であることから「富士見の滝」とも呼ばれている。平成八(1996)年に県の天然記念物として指定を受けた。
 普段は滝が数本流れる程度であるが、大雨の時は岩肌全体から水が落ち、音と共に実に豪快な滝となる。
 下流に架かるつり橋「鮎壺のかけ橋」から鑑賞する滝の景色も、一層素晴らしい。
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2007/12/7


礼文島 地蔵岩 Rebun-tou Jizou-iwa Jizo Rock on Rebun Island

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 地蔵岩は、北海道北端の日本海に浮ぶ礼文島を代表する観光スポット。南北に細長い島の東南にある香深フェリーターミナルから島を横断した西海岸にある奇岩である。
 高さ50mの地蔵岩がそそり立つ姿は、礼文町のカントリーサインのモチーフに用いられるほど、代表的な景色となっている。
 その名の由来は、海から観ると、まるで掌を合わせて合掌しているように見えるためといわれている。
 日本海の荒波によって様ざまな景色を見せる島の西海岸。その中の地蔵岩は、海底で堆積した岩が地殻変動で直立となり、荒波により浸食され、奇妙な形ができたと考えられている。
 初夏にかけて、周囲の岩肌には、高山植物が咲き乱れ、不思議な景勝地となる。
 迫力ある昼の姿、美しい夕景の姿、どちらも異なる面白みがあるが、夕日の沈む地蔵岩は、観光パンフレットなどでも目にする機会も多い。
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2007/11/22


雷鳥(ライチョウ) Raichou 

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 雷鳥(らいちょう)は、キジ目ライチョウ科の鳥の一種である。日本では、特別天然記念物となっている。
 世界的にみても日本のライチョウは、分布の最も南限に生息する貴重な個体群である。氷河時代の生き残りと言われ、太古の昔より、神の使いとして大切にされてきた。
 大きさは全長37cm、翼開長59cm、体重450gほどで、オスの目の上には赤い肉冠があり、繁殖期には大きくなる。
 雷鳥の最大の特徴は、その毛色で、岩肌があらわになる夏は茶色のまだら模様、辺り一面が雪で覆われる冬は純白の保護色というように、換羽を行う。
 また、オスは五月~六月の縄張り形成期に、縄張りに侵入してくるオスと激しい空中戦を行う事がある。
 雷鳥は、古来より日本に棲む中型の鳥である。
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2007/10/24


北海道 羽衣の滝 Hokkaidou Hagoromo-no-taki Hagoromo Falls

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 羽衣の滝は、北海道上川郡東川町、大雪山の天人峡に流れ落ちる、北海道を代表する名瀑だ。日本の滝百選にも選ばれている。
 高さ270mから水が滑り落ち、日本第3位の落差を誇る、迫力ある滝だ。断崖を7段に渡って岩肌を伝い落ちるきめ細やかな滝の流れは、その名の通り天女の羽衣を思わせる。
 この滝は、明治三四年頃発見され、当時は夫婦滝と呼ばれていたが、大正時代の文人・大町桂月が天女が羽衣を翻して舞っているような滝の美しさに感銘を受け、「羽衣の滝」と命名したと言われている。
 階段を登れば、上の段の滝を間近で見ることができる展望台がある。優美な水流は、涼感たっぷりである。
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2007/10/15


水ヶ滝 Mizu-ga-taki 

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 JR伊予三島駅から金砂(きんしゃ)湖へと抜ける国道319号線の法皇(ほうおう)トンネル出口すぐ左側に、一条の滝がある。「水ヶ滝(みずがたき)」は「法皇の滝」とも呼ばれ、辺りは法皇の滝小公園として整備されている。
 落差はかなりあり、流れ落ちる水は黒い岩肌のところどころにぶつかりながら飛沫を散らす。滝壺は浅く近くまで寄れるので、下から見上げると、この滝の高さを実感できる。条件が良ければ、滝水は斜光線に照らされ浮き上がって見える。流れ落ちた水は銅山川を経て金砂湖に注ぎ込む。国道沿いにあるため、多くの見物人が涼を求めて次から次へと立ち寄り、カメラマンも多い。六月頃には滝周辺に紫陽花が咲き、水量も豊かで、色とりどりの紫陽花に飾られて滝は一層魅力を増す。
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2007/10/12


エビラ沢の滝 Ebira-zawa-no-taki 

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 エビラ沢の滝(えびらざわのたき)は、神奈川県相模原市津久井町青根にある落差15mの滝である。やまなみ五湖・水のある風景36選のひとつに選ばれている。
 エビラ沢は神ノ川支流にあり、滝は林道の脇にすぐ見つけることが出来る。
 素直な直瀑の滝で、水は非常に澄んでいて、透明度は抜群である。
 黒く光る岩肌を流れ落ちる水音は迫力があり、あまり高くはないが、水量が多く立派な姿を誇る。
 緑の玉を抱いて観音経を唱えながら滝に打たれていると、玉の中に御霊が入ったという、不思議な言い伝えが残されている。
 現在は、滝の前にベンチやあずまやなどが設置された園地があり、展望用のウッドデッキも整備されている。
 エビラ沢の滝は、誰でも気軽に見ることが出来る憩いの滝である。
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