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大川原火流し(おおかわらひながし)は、青森県黒石市大川原にて毎年八月一六日に行われている祭りである。
南北朝時代、南朝側の後醍醐天皇の第3皇子・宗良親王(むねよししんのう・1311~1385)が北朝側との戦に敗れ、その子孫が大川原に流れ着き、戦による死者の霊を慰める為、火を焚き川に流して慰霊した事が始まりとされる。
帆柱に火を放った藁で作った約2mの3隻の船が、奔流に揉まれる中、舟子と呼ばれる若者たち数名が舟を川に押し出し、ズブ濡れになりながら曳く。
怒号と清澄な囃子が何とも言えぬ風情を醸し出す中、500mほど下流の大川原橋まで流すその様子は、その年の豊凶を占う意味があり、600年以上もの間、休む事なく行われている。
南北朝時代、南朝側の後醍醐天皇の第3皇子・宗良親王(むねよししんのう・1311~1385)が北朝側との戦に敗れ、その子孫が大川原に流れ着き、戦による死者の霊を慰める為、火を焚き川に流して慰霊した事が始まりとされる。
帆柱に火を放った藁で作った約2mの3隻の船が、奔流に揉まれる中、舟子と呼ばれる若者たち数名が舟を川に押し出し、ズブ濡れになりながら曳く。
怒号と清澄な囃子が何とも言えぬ風情を醸し出す中、500mほど下流の大川原橋まで流すその様子は、その年の豊凶を占う意味があり、600年以上もの間、休む事なく行われている。
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